ザ・コーポレーション


Updated By : September 1, 2007 2:21:00 AM JST

 

連休中に、ずっと気になっていたマイケル・ムーア監督の「ザ・コーポレーション」という映画を観ました。

 

 

The Corporation

ズバリ、会社という組織で働くビジネスマン(=ほとんどの人) は、絶対に観るべき。

この映画は、企業を「ヒト」に例えて、数々の精神分析を行うという切り口で作られたドキュメンタリー作品。

マイケル・ムーア監督らしい、社会に対する疑問と批判が、たっぷりと随所に盛り込まれています。

 

スポーツブランドの「ナイキ」の製造原価表を見つけるシーンや、誰もが知っている「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー♪」の知的所有権がタイム・ワーナー社にあるという事実、人間以外の生物に対して特許を認めたアメリカ特許庁とGE社の裁判、いわゆる「チャクラバーティ事件」など、利益のみを追求する企業の姿を赤裸々に描写。

 

作品中、何度も繰り返されるキーワードの1つが、'Sustainability' (持続可能性)。

要は、企業は再利用可能なコンポーネントのみを使用して、製品を作り、利益を得るべきという考えなのですが、残念ながら現在の企業は少なからず地球上の「共有資源」から製品を作って利益を得ているのが現状。

物質的なプロダクトを作らない IT 産業であっても、コンピュータや電気などを創出するために間接的に地球の資源を消費していることには変わりないため、やはり企業は無限に存続し得ない、ということになります。

 

ホンダやBMWなどのメーカーが、水素を利用した燃料電池で走る自動車を開発しているのも、この Sustainability を実現するためで、地球の資源を消費しないクルマ社会を目指している企業姿勢の一環ですね。

改めて、企業と利益と地球について深く考えさせられる、良い作品でした。

 

以下、「ザ・コーポレーション」の予告編。

機会があれば、ぜひ皆さんもこの作品を観て頂ければと。

 

http://video.sprasia.com/ensynk/1184589144.html


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