少し前の話だけど、友人の birdmen が主催する試写会に参加。
クエンティン・タランティーノ監督の「デス・プルーフ in グラインドハウス」を観てきました。
率直な感想は、「こんな映画アリですか?」の一言。
とにかく全てが、アメリカン・ベースボール並みにストレート勝負。
クルマは突っ込む、女子は喋り続ける、 カート・ラッセルは鼻息荒いの3点セット。
タランティーノ本人もバッチリ出演しているので、作品だけでなく彼の演技が好きな人にもオススメ。
ショッキングなシーンもあったりするので、デートムービーとしてお考えの方は、ちょっと要注意かも。
ただし、ここ最近のタランティーノの作品で一番奇抜で、ある意味自由だった気がする。
"Grindhouse" (グラインドハウス)という、当時の怪しい映画館の雰囲気を再現しようとした、遊び心が作品の中に随所に盛り込まれていて、そういった点では映画マニアにもちょっぴり嬉しい仕上がり。
タランティーノ、いつまでたってもヤンチャな子供です。
試写会に参加した人の感想を聞く限り、やはり意見は割れているようで、友人曰くアパレル系の人にはかなりウケが良いとのこと。
雰囲気を楽しめる彼らのセンスが、功を奏しているのではと納得。
僕自身は途中何度も、「オイオイ、それはないやろ!」と心の中でツッコンでいましたw。
ただいま全国ロードショー中。
興味のある方はぜひ。