自衛隊入隊日記「片腕マシンボーイ」

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初めての行軍演習は、10Kmほどの距離であった。

 

事前に行軍は厳しいものとして上官から伝えられていたので、

 

当日みんな及び腰だった。

 

銃を持ち、背嚢(はいのう・リュックのこと)に装備をつめて、初めて戦闘服で

 

駐屯地から外へでる。

 

山へ向かう途中、印象的だったのが通行人であるおばあちゃんが

 

僕らに対してありがたそうにお辞儀をしていたことだ。

 

いま思い出しても感動してしまう。

 

そうか、国を守るぼくらを応援してくれているのか。

 

ありがたい気持ちなのか、と。

 

がんばろう、と思った。

 

やっていける、と思った。

 

「行軍」といえば、泥の河に腰までつかり、銃を頭上にかざしながら前進したり、

 

匍匐前進を要所でおこなうイメージがあったが、

 

普通に歩いて終わってしまった。

 

結構あっけらかんと、何事もなく終わった。

 

おばあちゃんと、山頂の神社しか覚えていない。

 

そんな感じだった。

 

遠足のようだった。

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投稿者 : デューク東 | 08/08/20 21:55 | 全体に公開
タグ : エンターテイメント, 自衛隊, 入隊, 日記, 行軍
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