みなさんこんにちは
だいぶお久しぶりですがこれからちゃんとブログかきます。
ブログリクエストいただいていたみなさまありがとうございました。
今日は「世界一おいしいスープ」というお話をお送りします。
フィンランドだかどこだかの童話だった気がします。
もともとの題名は石のスープだったかな~。
ま、私のうろ覚えな記憶でご紹介します。
[戦いに疲れた三人の兵士が、宿と食糧を求めてさまよい、ある貧しい村にたどり着きました。
村人たちに、一晩の宿と食べ物をいただけませんか?と頼みますが、
貧しい村人たちは少しばかりの食糧も隠し、「家族だけで精一杯です。兵隊さんに差し上げるものはありません」
と断られてしまいます。
どの村人たちにも断られた兵士は、
「では、我々がここで世界一美味しいスープを作るから、
悪いが大きな鍋を貸してくれないだろうか?
そうしたら、この世界一美味しいスープの作り方を教えてあげよう!」
そう言って、大きな鍋を借りると、村人たちが見守る中、村のまんなかで、鍋を火にかけてスープを作るのです。
兵隊長は、水を入れてお湯をわかすと部下に言いました。
「よし、お前たち、そこに転がっている石をたくさん入れてくれ。」
鍋には水と石だけ。それをグツグツ煮始めました。
「水と石しか入ってないぞ」
村人たちは、これで本当に美味しいスープができるのだろうか?
興味津々で見ています。
「さて、この世界一美味しいスープを作るためには、
ニンジンの切れ端と、玉ねぎの芯がいるんだが、
誰か台所にそういったものはないかね?
ほかの野菜の切れ端でもいいが・・・。」
兵士がそういうと、村人は
「キャベツの芯ならあるよ」
「にんじんの切れ端なら・・・」
そういって、それぞれが家にあった、半端な野菜の切れ端を持ち寄ったのです。
「おぅ・・・だいぶ美味しいスープができてきたぞ。
だが、本当に美味しいスープを作るには、何かの肉があるといいんだが・・・。
少しで良いのだが、豚とか牛の肉はないだろうか?」
そうすると、またほんのわずかずつの肉を村人が持ち寄ってくるのです。
「よし、もう少しだ。塩とペッパーが少しあると良いのだが・・・。
ローレルもあると尚良いが・・・。」
そうすると、また調味料やスパイスもいろいろ集まってきます。
そうやって、最初は石しかはいっていなかったスープが、と~っても美味しいスープになったのです。
めでたしめでたし
はいっ!
このお話。大人でも勉強になるなぁって感じですよね?
みなさんはこのお話から何を学びますか?
私なりの解釈は次回お送りします。
お楽しみに~