ドラゴンボールと右も左もわからないおっさん

ゆきのふのおっさん日記(時々レビューとか感想とか)

ドラゴンボールZ劇場版 神と神の感想 前半


Updated By : April 26, 2013 12:24:56 AM JST

さてさて、318祭りから早くも一ヶ月が経過しようとしているので、そろそろ

また前に進まないといけませんね。まずは遅くなりましたが、318祭りに

参加された皆様、そして視聴してくださった方々、応援してくださった方々、

本当におつかれさまでした。そしてありがとうございます。

 

自分も、ギリギリではありますが、なんとか3月中に一作あげることが

できて良かったです。まあ出来の方は推して知るべし、な感じですがw

 

 

 

しかし編集のことじゃなく選曲のことで賛否両論になるというのは

なんか微妙な感じだなあ・・・。まあ詰め込みはいつものことなんで

別に良いのですが、水木一郎さんの曲の事で議論になるのは

少々複雑というか悲しくもなったりw自分はやはり名曲だと思ってます。 

 

 

にしても今回もSHOさん、えすみんさん、とらしろさんを始め、力作ぞろい

でしたね。数年前と比べればドラゴンボールMADの数や需要が減ってきて

いるとは言え、今でもこの流れが続いていることを嬉しく感じますね。今後

どうなるかはわかりませんが、可能な限りはこれからも続けていきたいと

思います。831はわかりませんが、318の方は来年も頑張るぞー。

 

 


 

てな訳で、318祭りについての話はここまでにして、先日公開された最新にして

久々のドラゴンボール劇場版、神と神、についての感想を書いてみようかなーと

思います。なるべく記憶の新しいうちにやっておかないとね。また宿題が溜まる一方。

それではちゃちゃっとはじめることにしましょう。

 

 

 

まずは17年ぶりの劇場版最新作ということで、事前に色々と期待と不安に溢れた

意見が交わされていたこの作品でしたが、蓋を開けてみればあらびっくり、さすがは

鳥山先生自身が自ら監修を名乗り出ただけのことはあり、ちゃんとドラゴンボールして

いました。GTでも、改でも、ましてや悪名高きあの実写版EVOLUTIONなどとは一線を

画する、あの懐かしきドラゴンボールワールドが、確かにそこにありました。

 

 

インタビューでも言っていますが、鳥山明先生はあの実写版に全く納得がいって

おらず、今度こそはその汚名返上だ!と言わんばかりの勢いで今回力を注いで

くださったということです。正にケガの巧妙と言いますか、ある意味あの実写が

無ければ今回の映画の企画も実現しなかったのかもしれません。そういう意味では

ハリウッド版にも感謝、なのかなwてな訳で、今回の劇場版の出来は、往年の

ドラゴンボールファンにとっても納得のできる、最高の出来だったと断言できます。

 

 

勿論、原作にも存在した問題点・・・少々ドライ過ぎる人物描写や、淡々とした表現、

ちょっと感情に乏しすぎるんじゃないか?というような場面も無いわけでは無いですし、

物凄く本格的なバトル物を期待しすぎると若干の肩透かしをくうという側面も無い

訳ではありません。が、これはそれらを内包した上でやっぱりドラゴンボールだ!と

言えます。欠点も含めた上でやはり鳥山明テイスト全開の作品だったのだなあ、と

今では思えますね。ギャグに走りすぎてる部分もある、ちょっとモヤモヤした物が

残ったり、物語的にスッキリしない物を感じたりもするかもしれません。それでも、

自分はこの映画が大好きです。ああ、帰ってきてくれたんだなって。僕らの知ってる、

あの夢中になっていた頃のドラゴンボールが、こうして目の前に形となって現れたの

ですから。もう一度くらいは見に行きたいと思っていますが、ゴールデンウィークかな?

それまではさすがにやってくれているでしょう。スクリーンでドラゴンボールが見られる

機会なんて、この先もしかしたら無いかもしれませんしね。

 

 

 

それでは本編を振り返ってみます。ここから先は超絶ネタバレなので、まだ見てない、

これから見るまではネタバレ回避したい、という人は見ないようにしましょう。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OK?

 

 

 

まず冒頭は、界王神さまと界王さまが「そろそろビルス様が目覚めるらしい」と何やら

怪しいそぶりで会話をしている所からはじまります。そして「絶対に悟空には教えては

いかんぞ!絶対だからな!」というまるでダチョウ倶楽部のコントのようなやりとりから

始まり、後ろでは悟空が修行してるので丸聞こえというベタベタなシチューエションから

スタートします。ここで悟空が着ているのが、PVでも公開されていた界王マークの

青いジャージですね。胴着以外を着ている悟空のレアな姿が見られます。

 

 

どうやらビルスは39年の眠りから覚めるとのことですが、この39年という数値にどんな

意味があるのかは説明されていません。この年にビルスと対等に戦えるような存在が

現れるために目覚ましがセットされていた、との事ですが、果たして・・・?

 

 

ちなみに今回の劇場版は、魔人ブウとの戦いからだいたい4~5年後の話のようなので、

時系列で遡ると、39年前は悟空が生まれてから2年後くらいになってしまうのですが・・・

このへんはちょっと矛盾してるかも。これは後に語りますが、ブルマの年齢についても

スタッフが誤解してる可能性があるので。まあもしかしたら思いっきりサバ読んでたの

かもしれませんがwブウ編の悟空が37、8くらい(非・肉体年齢)だと思うのでブルマは

ブウ編で41か42歳にはなっていますね。なので今回の劇場版では45、6歳でしょう。

ベジータはブルマより一つ年上なので、39年前は7歳と仮定すると・・・史実だと確か

たったひとりの最終決戦時で5歳なので、映画内のベジータの回想シーンと少々

ズレが生じてしまってますね。39年前はベジータ王まだ生きていたようなので。

 

 

整理すると、

 


ベジータ誕生(エイジ732)

ブルマ誕生(エイジ733)


たった一人の最終決戦(エイジ737)

孫悟空(カカロット)誕生、惑星ベジータ崩壊


ビルスが眠りにつく(エイジ739)


魔人ブウ編(エイジ774)

孫悟空37歳、ベジータ42歳、ブルマ41歳


 神と神(エイジ778)

孫悟空41歳、ベジータ46歳、ブルマ45歳


 

 

・・・という感じになりますね。これだとビルスが惑星ベジータが消滅したことを

知らなかったことに矛盾が生じる訳ですが・・・まあ、破壊の神にとっては

些細な出来事だったので感知していなかっただけ、ともとれますね。

スタッフの中ではもしかするとブルマが本当に38歳だと認識していたのかも

しれませんが、それだとベジータが39歳で、物心ついた頃にビルスの姿を

見ているという設定と矛盾してしまうので、やはり勘違いだと思います。

この辺の矛盾や適当さはある意味鳥山先生らしいと言えるのかもしれませんがw

 

 

 

まあ年齢考察については最初から矛盾ありき、ということであまり詮索しない方が

良さそうです。という訳で話を戻して、場面はとうとう目覚めたビルスと、その付き人の

ウイスのサイドに移ります。派手な爆弾目覚ましで無理やり起こされるビルスの

描写に、その豪胆な人間性が感じさせられますが、この破壊神ビルス、見た目が

まんまエジプトのネコです。目覚めのあくびや目をこする仕草なんかも本当に

猫そのものですね。さすがは鳥山先生が現在飼っている猫がモデルだという

だけのことはあります。こだわりを感じますね。しかしぱっと見ではあまり強そうに

見えないこのビルスですが、果たしてその実力の程は・・・。

 

 

 

どうやらビルスは破壊を司る神様で、一定の周期で誕生を促すためにあえて

破壊活動を行わないといけないらしい。星を適度に破壊することこそが彼の

仕事なのだ。そして彼の中では現在の宇宙で一番の力をもつ存在はフリーザで

あった。ウイスに対して、フリーザが惑星ベジータをきちんと破壊したのか、と

尋ねるビルスだが、上で指摘したように39年前には既に惑星ベジータは

消滅している筈なんですけどね・・・。まあ、ここはあえてスルーしましょう。

 

 

そう尋ねるビルスに対して、フリーザは既に倒された、と答えるウイス。

さすがに少し驚くビルスだが、フリーザを倒したというその存在に興味を

抱く。ここで回想シーンで、最新の技術の映像で悟空の初超化シーンが

再現されるのが良いですね。さすがに声まではついてないのが残念ですが。

 

 

スーパーサイヤ人、という名前に何か引っかかるものを感じるビルス。

彼は眠ている間「スーパーサイヤ人ゴッド」なる存在と戦う予知夢を

見たという。しかしどうもこの予知夢の的中率はそんなに高くないようで、

ウイスに前回もアイドルが引っ越してくるという予知夢が外れた事を

指摘される。この辺で既にこの二人がこれまでの劇場版の敵とは

少々違った雰囲気を持つ存在だということが伺えます。

 

 

39年前に予言魚によってビルスと対等に戦える存在が予見されていたという

ことを思い出し、詰め寄るビルスであったが、その予言魚の記憶も曖昧で

いい加減。本当に言ったかどうかも怪しいところだったが、無理やりビルスに

合わせて適当に答える予言魚。まあ、結果的に当たっているから一応予言の

通りになった、ということなのだろうが・・・。ちなみにこの予言魚の中の人が

しょこたんこと中川翔子さんです。彼女は筋金入りのドラゴンボールマニア

なので、今回参加できて本当に感動したらしいですね。野沢さんとの対談では

マジで感涙して腰を抜かしてしまったほどだし、彼女には好感が持てますね。

演技の方も、さすがに何作か声優を務めているだけのことがあって全く問題

ありませんでした。これでしょこたんも名実ともにドラゴンボールファミリーの

一員になれたのだと思うと心からおめでとうと言いたいですね。

 

 

そしてスーパーサイヤ人たる悟空が界王星にいることを知ると、早速会いに

行こうとするビルス。ウイスからそこまでは26分かかると聞くと、その長さを

「TVアニメ一本分か、遠いな~」と表現するあたりが何とも鳥山明キャラ

らしいテイストを醸し出していてこれまた面白いですね。

 

 

そして同じ頃悟空も界王様からビルスがどういう存在であるかを聞き、当然の

ように戦いたがるが、界王様から却下され隠れているように命じられる。しかし

その直後にビルスとウイスが界王星に登場、あっさりと見つかってしまうので

あった。ここでまっ先にお約束の「オッス!オラ悟空!」をかまして殴られて

しまうのが悟空らしいというか何というかw色々と感慨深いものがあります。

その後も「オラ・・・じゃなくて私は、孫悟空とおっしゃいますです」などと適当な

敬語をしどろもどろに使うあたりが微笑ましいですね。やっぱ悟空は悟空だなとw

ここで界王星のサイズがこんなに小さいのはビルスがかつて破壊した為だという

補足がされます。後付とはいえ、まさかそんな裏設定が存在したとは。

 

 

ビルスはスーパーサイヤ人ゴッドについて悟空に尋ねるが、当然知らない。

そして一方の悟空はビルスと戦ってみたくてたまらない。あれこれ口実を

つけてビルスと戦おうとする悟空に対し、あっさりと承諾するビルス。この

軽い口調にさすがにムッとしたのか、珍しく挑発的な態度で悟空も臨みます。

ここでこの映画初の本格バトル。悟空は最初からギア全開で、いきなり

超サイヤ人3でビルスに挑みかかります。さすがに少し驚くそぶりを見せる

ビルスですが、あくまで39年前のレベルと照らし合わせてのこと。この強さを

見ても全く動揺せず、涼しい顔をしたビルスに悟空は挑んでいきます。

しかし、全力で戦っているにも関わらずビルスには全く通用しない。これまでとは

全く次元の違うその強さの前に、なんとデコピン一発で悟空は沈んでしまいます。

純粋ブウと互角の戦いを演じ、ジャネンバやヒルデガーンともある程度は渡り合えた

超3悟空をここまで圧倒的に寄せ付けなかった存在はこれまでいませんでしたから、

間違いなくビルスはこれまで登場したキャラの中でも最強だと言えるでしょう。

 

 

そして舞台は地球へ。カプセルコーポレーションではブルマの誕生パーティーが

開催されようとしている所だった。ここでレギュラーキャラだけではなく、きちんと

天津飯や餃子といったメンツも呼ばれている所が、旧来のファンとしては嬉しい

ところですね。しかし孫悟空と仲間たち~には出ていたランチさんがいないのは

少々寂しいものがありますが。尺の都合もあるでしょうが残念ですね。

 

 

そして悟空を倒したビルスが向かうのはベジータの元。スーパーサイヤ人ゴッドに

ついて知りたいビルスが彼の元に向かうのは当然のことだ。界王からテレパシーを

通じてビルスの存在を知るベジータだったが、その名前に聞き覚えがあると認識し、

戦慄する。かつて幼少の頃に、惑星ベジータを訪れ、父のベジータ王に屈辱的な

踏み台を強いていた、ビルスの恐ろしい姿が彼の脳裏に蘇る。てかこの時の幼い

ベジータの髪型が既にMハゲ状態になっているのですが、たったひとりの最終決戦の

時にはまだ前髪が生えていたのにこれはちょっとかわいそうだwまあこれもスタッフが

すっかりTVスペシャルの時の髪型をド忘れしていたという可能性がかなり高いですね。

事前の広告で悟飯をアルティメットではなく超化させてしまっていた時点で、そういう

整合性については期待してはいけないのかもしれませんが・・・。上でも触れましたが

この時点のベジータの年齢についても矛盾が生じてしまってますし。

 

 

 

一方、パーティ会場の裏側ではなんとあの懐かしきピラフ一味が登場。しかも何故か

若返っている。何と以前にドラゴンボールで若返りたいと願ったことで若返りすぎて

しまい、子供の年齢にまで三人とも若返ってしまったのだ。このあたり、GTと矛盾して

しまうことになりますがまあ、この際GTは考慮しなくても良いでしょう。あくまで鳥山

先生が作った、Zの世界の中での設定ですからね。今回のパーティーで行われる

ビンゴゲームの景品に、何とドラゴンボールが含まれていることを知ったピラフ達は

カプセルコーポレーションの中に忍び込む。そしてあっさりと景品置き場の部屋に

侵入。いくらなんでもセキュリティ甘すぎるだろうと思うがそこはつっこんではいけない。

ここで金持ちのブルマに対して嫉妬のあまりバカだのうんこだのと落書きするあたりが

初期の鳥山明作品っぽくていいですねwしかしそこにトランクスと悟天が登場。

ブウ編から4、5年経過してるので彼らも12、3歳くらいになってる筈なのですが、

見た目的に全く成長していません。まあサイヤ人は一定の年齢を境に急激に成長

するということかもしれませんが、未来編を考えるとトランクスはもう少し成長してても

おかしくないと思うのだがwしかし中身はしっかり成長しているようで、なんとここで

トランクスが若返ったマイに一目惚れしてしまいます。さすがにこのサプライズは

予測ができなかったw一方のマイもこういう事には免疫が無いようで、まんざらでも

無い様子。ずっとピラフと一緒だったから、良い出会いを経験することなく過ごして

来たのだろうな・・・折角美人なのに勿体無い。この映画の中で彼女は自分の年を

41、と答えていますが、ブルマの38歳発言と照らし合わせてやはり矛盾が生じるので

実際はマイのこの時の年齢は48くらいだろうと思われます。なんでこういう勘違いを

したんだろうか、映画スタッフ・・・。逆に初期マイの設定が19だというのはわかりましたが。

 

 

そしてとうとうビルスが会場に登場。歓迎してもてなすブルマだが、ベジータは

気が気でない。他の面々が失礼な事をかましていつビルスの機嫌を損ねるのでは

ないかとヒヤヒヤものである。しかしそんなベジータの心配をよそにパーティは

盛り上がっていく。敬語を使ってへーこらするベジータが情けなくも面白いが、

まあこの辺は帰ってきた孫悟空と仲間たち、でも片鱗が見えてたから良しとしましょうw

この辺で止め絵でパーティーで色々なキャラクター達が楽しく盛り上がっている

様子が描写される。どうもこの辺は尺の都合で色々カットされたっぽいですが、

ここの描写ももうちょっとじっくり見てみたかったところです。ピッコロさんの例の

カラオケシーンも一枚絵で終わってしまったのが残念ですね。しかしピッコロさんは

どんな歌を歌ったのだろうかw悟飯だけは絶賛で他のキャラ達は引いていたよう

ですが。やはり口笛の気持ちか?w

 

 

そしてパーティーの盛り上がりもピークに達し、いよいよビンゴ大会が行われる・・・と

いう段になって、なんと景品のドラゴンボールが一つ足りない!ということが判明。

犯人は当然の如くピラフ一味だが、あっさりと見つかってしまう。そこでトランクスを

人質に取ろうとする三人であったが、姿が子供なので誰もまともに相手にしない。

まあトランクスの強さを考えれば当然な訳ですが。一方、マイに羽交い締めされて

密着したトランクスはいっちょ前に赤くなったりして、そういう点でもマセていますw

なんか本当に応援したくなってきたぞこのカップルw胸が当たってるだのなんだの、

やはり中身は思春期突入したての年齢に成長してるのですなあ。

 

 

そこに、酒が入って悪酔いした悟飯が乱入。わざわざグレートサイヤマンの格好に

なって余興を演じます。どうやら年齢的には20歳を過ぎてるようなので酒を飲んでも

問題がないということなのでしょうが、ここで幼女に迫る変質者そのものな悟飯は

さすがにどうかなーという感じですwまあ話の展開的に必要だったのでしょうがw

幼女に対して「さあ撃ってみなさい!大丈夫死なないから!」と迫る変な格好した

お兄さんに対し、やけっぱちになってとうとう銃弾を放つマイ。当然弾かれるが、

なんととばっちりで流れ弾がビーデルさんの足に命中。さすがにこれは酷いぞ悟飯w

当然チチにこっぴどく叱られ、飲酒禁止を命じられる。まあ仕方ないねwしかし

デンデがその怪我を治そうとしている間にとある事に気づく。この演出はナイスですね。

そして流れ弾はビルスにも当たっていた。完全にギャグ描写だがおかげで地球は

滅亡寸前であるw今回の悟飯は本当にいいところ無しだなあ。この事に不愉快な

気分になったビルスはウサ晴らしの為に思わず地球を破壊しようとするか、そこで

男・ベジータが一世一代の身体を張った捨て身の行動に出る!!

 

 

 

「さあ、楽しいビンゴ大会のはじまりだよ~!!

 レッツビンゴ!楽しいビンゴォ!!」



と、完全にゴマすりモードになり、舞台の上でプライドも何もかもかなぐり

捨てて歌とダンスに興じる。これまでも何度かキャラ崩壊のあった彼だが

ここまで全てを捨てて御機嫌取りに終始するベジータは初めてである。

滑稽ではあるが、いっそ逆に男らしすぎる。ベジータマジで頑張った。

本当に褒めてやりたい。映画館内は当然大爆笑に包まれるが、自分は

ここで逆に相当感動した。ベジータ・・・本当に立派になったな・・・と。(涙)




そんなベジータの頑張りを「ちょっと引きました」で片付けるビルスであったが、

さすがに毒気を抜かれたのか地球破壊は踏みとどまる。ベジータマジGJ。

これは悟飯はマジでベジータに頭が上がらないところだぞ本当wきっとずっと

気づかれないままなのだろうがwしかし折角ベジータが頑張ったのに、ブウの

食べていたプリンにビルスが興味を示したものだからさあ大変。ここでのプリンの

描写と、ビルスの執着ぶりから、見ててムチャクチャプリンが食いたくなるw実際

この映画を見終わってからプリンを帰りに買った、という人は多いようです。まあ

自分もその一人ですがw沢山あるプリンを一つだけでいいから分けてくれ、と

ブウに頼むビルスですが、全て独り占めして目の前で食べてしまったブウに

とうとう堪忍袋の尾が切れてしまうビルス。まあ無理もないですが、ビルスは

頼む相手が悪かったし、ブウも頼まれた相手が悪かった。そしてベジータは

運が悪かったw怒り爆発のビルスは一瞬でブウを叩きのめし、止めに入った

全力のアルティメット悟飯もあっさり倒してしまう。ここは事前の宣伝では何故か

超化していた悟飯ですが、ちゃんと黒髪アルティメットのままで良かった・・・。

広告では超化したままポスター化されてるので取り返しがつかないですが、

マジでちゃんと監修してくれよスタッフ・・・とやはり思ってしまうのでした。



そして暴れるビルスを取り押さえるためにピッコロ、18号、天津飯も加勢するが

当然歯が立たず。ヤムチャ、クリリン、実力的に仕方ないとは言え君たちにも

できれば何か頑張って欲しかったな・・・。特にクリリン、18号やられてるんだから

せめて身を挺してかばうか、気円斬の一発でも放って欲しかったなあ。毎度

劇場版では何かしらのおいしい所があっただけに。それはピッコロさんも同様で、

悟飯を助けるためにポコピー♪と登場するわけでもなく、仙豆の運び屋をやる

訳でもなく、魔貫光殺砲の一発も撃たずにおわるとは、これまた残念。まあ尺を

考えれば仕方ないんだけどね。箸で軽くあしらわれて倒されるとはこれまた屈辱である。



最早ビルスの怒りを抑えるのは無理と悟ったベジータもやけくそになって

挑み掛かるが当然適わない。あーあ、これまで頑張ったのにね・・・。

まさかのプリン一つで地球滅亡のピンチである。てか主に悪いのは

悟飯とブウということになってしまうが、責めるのはさすがにかわいそうかw

てかあの単純なビルスならプリンあげればあっさりおさまりそうだし、普通に

ブウにプリン出させるか、金持ちのブルマがプリン持ってこさせればいいじゃ

ねえか、と思うがそういう所にはつっこんではいけないw



ベジータがやられたのを見て、悟天とトランクスもゴテンクスにフュージョンして

挑むがやはり通用しない。まあ超3悟空や悟飯が一瞬でやられる相手だから

無理もないんだけどね。お尻ペンペンされて完全に子供扱いである。そして

パーティをムチャクチャにされた事に腹を立てたブルマは、まったく怖気付く

ことなくビルスに近づいていく。「私の38歳の誕生日がムチャクチャよ!!」と。

思わず「38歳だったのか・・・」とツッコむクリリンですが、明らかにおかしい。

それだとブルマの方がクリリンより年下になってしまう訳で、こんな緊急事態でも

わざわざサバ読んで叫んでるとしたらブルマさんもさすがのタマであるwマイまで

サバ読んで41と答えてるとは思えないので、やっぱり根本的に脚本の方が

年齢考証を勘違いしてしまっている可能性が高いですね。全てはビルスの眠りが

39年間、と設定してしまったが故の矛盾だと思いますが、この辺の年数の考証

についてはもっときちんとして欲しかったものです。まあ監修の鳥山先生自身が

そういう点についてはかなりいい加減で適当だろうから、らしいっちゃらしいんだけどw



そしてブルマは無謀にもビルスにビンタをかます。ここはらしいと言えばらしい

行動なんだけど、さすがに相手が悪い。逆にビンタを返されて張り倒される。

でも殺さないようにちゃんと手加減してるのは何気に紳士だねビルス様。

そして妻が殴り倒された瞬間、作中でずっとビルスの機嫌を伺い続け、

ピエロを演じていたベジータの中で何かが切れる。



「よくも俺のブルマをーーーーー!!」



うおー!!聞きましたか皆さん!!ベジータがここまで明確に他人の為に

怒りを露わにして、しかもそれをはっきりと言葉にしたのって作中振り返っても

初めてではないでしょうか。表には出さずとも、相手には伝えなくとも、これまで

とても深い家族への愛情を内に抱えていたのはこれまでも表現されていましたが

ここまで明確にベジータからブルマへの愛情をはっきりと口に出したのは初めて

でしょうね。いやー鳥山先生、まさかこんな台詞を言わせるとはやるなあ。

しかもただ怒っただけではなく、愛するものを守るために火事場の馬鹿力的な

底力を発揮したベジータは、なんとビルスにダメージを与えるほどの猛攻を見せる。

デコピン一発でやられた超3悟空より明らかに善戦しているのだから凄い。亀仙人が

「これはベジータの奴、悟空を超えおったんじゃないか!?」と評するのもわかります。



ベジータ自身、かつて悟空に対して「守りたいと思う気持ちが得体のしれない力を生む」

のかもしれない、と評していましたが、ベジータもとうとうその域にまで達したということでしょうね。

恐らく超2の状態で超3の悟空を超えてしまったのだから、これは凄いことです。大抵これまでの

劇場版作品だとボスキャラのかませ犬扱いの情けない役回りが多かったベジータですが、同じ

ようでいて今回の彼の役回りは全く違う。本当に最高にカッコイイです。今回の映画のMVPは

間違いなく彼だと言って良いでしょう。さすがにビルスに適いはしなかったものの、一矢報いた

彼に姿はこの作品を見た人の心に強く何かを残したのではないでしょうか。

 

 

(続く)

Detailed Description

Comments

  • till

    Reply to comment till 2013-04-27 02:52:12

    感極まったという感じがテキストの量から伝わりますwwwww
    中々色々な見せ場があった映画でしたねw
    特にベジータが美味しいところを色々持っていったという感じですw
    ゴクウは相変わらず、というかGTの時みたいな浮世離れした感じじゃなくて
    以前の感じに戻った気がしますね。
    ピラフ一味が来てて以上にデフォルメされたキャラだと思ったら
    ドラゴンボールで既に1度若返ってるというwピッコロ大魔王の教訓が生きてるみたいでしたねw
    てかブルマとかマイとかの年齢が謎過ぎますがw
    見てて時系列が全然わかんない感じでしたが、
    昔からのドラゴンボールでしょっちゅう未来のトランクスが着てたことを思うと
    そこらへんはパラレルな感じかもしれませんね。
    てかベジータ丸くなりすぎて思い返してみてもワロタwwwww

    そういやこの時点ではベジータ達に娘がいないからコレがあってのものなのでしょうねw
    そういうのを想像するのも楽しいですねw
    続きは明日読むぜw

  • ゆきのふ

    Reply to comment ゆきのふ 2013-04-28 22:24:52

    >> tillさん

    まあ、確かに書きたいことはもういくらでもある感じですねw
    ここぞとばかりに全部ぶち込んでみました。本当今回は
    制作スタッフにも愛された感じで作ってもらってるので、
    ファンにとっては嬉しい限りです。ベジータは新たな一面が
    今回出たことでこれまでにない魅力的なキャラクターに
    なりましたが、原作の域を逸脱しない、きちんと見ていて
    納得のできる改変・・・というか成長を見せてくれたので
    本当に良かったと思います。悟空は逆に原作に近づいた感じで
    これまた納得の描写でした。

    ピラフ一味の登場には驚きましたねー。あの姿に最初はハテナ?と
    なりましたが説明されて納得、むしろ物語の展開にきちんと一枚噛んだ
    上に、旧作ファンには嬉しいサプライズでもありましたし。年齢については
    本当色々と疑問が残りますが、まああんまり考えすぎても仕方ないの
    でしょうねwこの話を経て、ブラの誕生につながるのだとしたら、これも
    うまくできてますねー。鳥山先生自身が構成したのだとしたらさすがと
    言うべきところでしょうか。


    相変わらずのクソ長い文章ですが、毎度お付き合いあいただきありがとうなのです。
    まあ続きはゆっくりと時間のある時にでもねw

  • tyokoreito

    Reply to comment tyokoreito 2013-05-05 21:35:45

    DBの映画や本編は膨大すぎて付いていけてませんが、
    動画の方は
    凄い熱さでした。
    熱すぎてぐるぐる廻って突き抜けてカッコよかったです。
    曲に合いすぎ、合わせ過ぎw

    間奏のふっと抜いてるシーンが効いてて
    力ばかり入ったままじゃなくて、
    目が離せない山と谷の
    構成が凄いです。

  • ゆきのふ

    Reply to comment ゆきのふ 2013-05-19 22:45:32

    >> tyokoreitoさん

    映画感想の方は長文過ぎますし、ましてや見てない人にとっては何が何やら
    さっぱりでしょうから無理に付いてこようとしていただかなくて大丈夫ですw
    ありがとうございますね。

    そんで動画の方ですがまあ、相変わらず悪い癖というかこういうのしか
    作れなくなってて反省すべき点もまだまだ多いのですが、自分のやりたい
    世界観をなんとか詰め込むことができたので、その熱さを感じ取って
    いただけたのだとしたらとても嬉しく思います。まあ曲が素晴らしく熱いので
    そこに引っ張ってもらえば良かったという感じですがw

    間奏は確かに、ちょっと意識して気を抜けるようにはしました。バトルばっかじゃ
    疲れてしまいますしねwそれにしたって切り替えが多すぎて目が疲れることには
    変わりないのですが^^;今回も最後まで見ていただき、どうもありがとうございますねー。

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