女性は平均的に男性より長寿です。しかし、歯の平均寿命は男性55.1年に対し、女性53.2年と女性の方が短いのが現実です。なぜ女性の歯は男性よりも短命なのでしょうか。それは、どうやら女性特有の生理と関係がありそうです。女性ホルモンが歯周組織に影響を与えがちなところに原因があるようです。 40歳代後半になると、女性は肩凝り・冷え性・腰痛・頭痛など、さまざまな更年期の障害に悩まされることがあります。これらの多くは女性ホルモンの変化と関連しています。 口の中も同様で、閉経後は性ホルモンの分泌の衰えとともに、歯肉の細胞の活性も衰えてきます。皮膚が齢と共にハリを失い荒れていくのと同じ状況が、歯肉にも起こり、それだけ抵抗力が低下し、細菌が増殖しやすくなって歯周病にかかりやすくなります。 (E-CONNECT&E-PEX根管長測定器セットhttps://www.dentaltools.jp/Eighteeth-E-CONNECTE-PEX%E6%A0%B9%E7%AE%A1%E9%95%B7%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E5%99%A8%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-1194.html) 中年からは骨租しょう症にもなりやすいといわれますが、これは骨がスカスカになり脆くなる病気です。歯周病は、歯を支えている組織、歯槽骨などが破壊される病気です。骨が脆くなって、吸収しやすくなっているところへ、歯周病菌が繁殖するなど歯周病への条件が重なると、歯周病にかかる危険率は非常に高くなります。 また、閉経の前後から、だ液の分泌が悪くなります。だ液の分泌が少ないと歯肉が傷つきやすく、歯肉炎を引き起こしやすくなります。自浄作用や抵抗力が低下し口腔内の環境が悪くなって、歯周病になりやすくなります。さらに、成人病などで薬を常用している場合は、その薬に、だ液分泌抑制作用をもつものもあります。 (Denjoy® エンド歯科根管材料電気加熱注入器 https://www.dentaltools.jp/Denjoy-%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E6%AD%AF%E7%A7%91%E6%A0%B9%E7%AE%A1%E6%9D%90%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%8A%A0%E7%86%B1%E6%B3%A8%E5%85%A5%E5%99%A8-194.html) 中年以降の女性は特に歯周病にかかりやすいリスクを多くかかえていますので、歯科医院での定期的な管理が必要です。
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