ゆえのシングルベッドで


更新日時 : 2017年9月4日 15:56:35:JST

ゆえのシングルベッドで

言葉とともに、タンの胸にこぼした熱い吐息。
するのかと思って待っているのに、キスさえしてこない。


タンは、腕の中にウンサンを収めたまま、ずっと考えていた。
家を買っても、そこにひとりぼっちじゃ意味が無い、と。


ある日、ある人に言われた言葉がふとよぎった。

    その調子じゃ奥さん、一緒にいても家庭内別居になってたかしら?

思い出し、タンは怖くなった。

繰り返したら、どうしよう。
一緒にいてもダメだったのに。
一緒にいられなかったら、またダメになる。


ウンサンを、もう二度とひとりぼっちにさせたくない。
それにもう、自分だってひとりぼっちになりたくない。

なのに忙し過ぎて、なかなか一緒に過ごせない。

せっかく縒りを戻したのに、きっとまた、ひとりぼっちがやってくる。

もう二度とあんな思いはしたくないし、させたくない。
ひとりぼっちで辛い思いはしたくない。
悲しませたくないし、泣かせたくない。泣きたくない。

ひとりぼっちでも、笑顔でいてもらいたい。
ひとりぼっちでも、笑顔でいたい。

アクション

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投稿者 : 追随着飞舞的蝴蝶 | 17/09/04 15:56 | 全体に公開
タグ : 趣味 , 子供 , 健康
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