• 【第1回ANIMAAAD祭】参加させて頂きました 5/15/15 3:01 AM


      



    今回、エッチルガム2号さん主催のMADイベント 第1回ANIMAAAD祭

    参加させて頂きました。

    ■【ドラゴンボールMAD】バッチコイ!!!

     

     (またうpから時間があいていますが><;)

    適当にシーン選んだだけのキリバリMADですが、意外と気に入っている、

    ある意味思い出深いMADです。

    まあいろいろあって落ち込みまくり、会社にも行けなくて喫茶店でぼーっとしていた時に、

    ふとネタの神様が降りてきました。我ながらどんな脳回路。

     

    前回のMAD(根菜一家夫婦MAD)のために購入したナルトCDを聞いていて、

    その中にあったこの曲、「あーーこのOP(バッチコイ)好きだったなあー・・・^^」とか

    記憶を辿るうちに、サイヤ人で脳内再生をしてしまうのは余裕でした。むしろありがちw

     

    最初に浮かんだお寿司はデザート♪のシーンはやはりあのカカベジだろうと。

    ピッコロさんの「ちゃんと噛めよ・・・!」は必須だろうと。

    そしてタイムラインに蛇姫様回の悟空の食事シーンをイントロに置いただけで笑えました。

    両手でがっつがっつと、すんごい豪快な食い方。自力で癒されるオレ。

     

    最後のバッチコーイ!!!の決めシーンは龍拳ラストシーンがいいなあ^^とか。

    でも龍拳自体は使っていなくてスミマセンw

    トリコ・ワンピ・DBコラボの食事シーンから素材を探していたら、むしろ食事シーンより

    このSSJ3かめはめ波かっけえ!となりました。

     

    さらにサイヤ人の食事シーンを探すといろいろ出てくる出てくる。

    やはり中華料理が多くて、その中でも意外にラーメンよりチャーハンがわずかに多かった印象。

    美味しいよね、チャーハン^^。ご飯でお腹もちいいし、余り食材で適当にできるし、

    メニューに困ったら我が家でもよく出ますw

     

    意外と困ったのが「お菓子」。悟空、お菓子類は全然食べない。。。

    記憶にも無いし探しても分かりませんでした。どこかにあったのかな・・・

    一応ドーナツぽい形状のものを置いてみましたが、多分ドーナツじゃない・・・w

    また、「恋の始まり♪」は飯ビーかとやってみましたが、そんなもん曲の雰囲気の前には

    吹っ飛んでしまいました><

     

    全体的に、中華な悟空VS洋食王子みたいなイメージ編集なのかな。(←後付け乙)

    トカゲの姿焼きは何料理だろう・・・w ああ、チチお手製かw

    お箸ビルス様も強いかっけえ。

    それにしても、みんなお寿司好きですねえ。DBのお寿司は本当に美味しそうですが、

    無邪気な顔で王子の寿司をヨコドリしようとしている悟空が振り向いて一瞬まばたきする

    のが好きで好きで!!たまらん可愛い!^^

    その報復に悟空のチャーシューを一気食いしてテーブルをバン!って叩く王子も!

    ひーたまらん。(食べる時くらいグローブはずせよw。)

    未来悟飯さんやトランクスの束の間の休息も、あの食いっぷりで感動w

     

    そして前回のMADで、親父・悟空・悟飯の三代出したので、今回も~^^と

    EOB(エピソード・オブ・バダ)ですが親父も当然登場。

    思えば最終決戦ではバーダックの食事シーンって無かったよなあ。

    ほとんど闘うか気を失ってるかだったよなあと感慨にふけりつつ、

    悟空に比べるとあれでも親父が少食に見えるとか思ったり。

    悟空なんて肉まん3つ、自分の手もまるごと口に入れて食ってるしwww 

    ますます自力で癒さr(ry

     

    で、結局何が言いたかったかと言うと、

    また親父が出せたぜイヤッハーーー♪ なのでした←

    (いえ、ちょっとでも楽しんでいただけたら嬉しいです^^b)

     

    エッチルガム2号さん、イベント開催ありがとう&お疲れ様でした^^!

     アニパフェも出せるといいなあ。

     

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  • 第7回318祭り★ご報告(遅すぎ乙) 4/24/15 4:13 AM


      



    第7回318祭りご報告(遅すぎ乙)


    どちらかというともはや復活のFを語らねばならないタイミングで
    敢えての318祭りです(汗)
    超久々の(いつもですが)日記は、やっとこ出せたDBMAD。
    今回は第7回、去年も思ったんですが、えっ本当に第7回なのか?と。
    信じられないー。
    確か318祭りは毎回何かしらMADをうpしてるはずだから(BSZに入る前含むw)、
    数えてみた。

    第1回 ごめんなsorry(バダ・悟空)
    第2回 MOTHER      (バダ・悟空)
    第3回 怪談レストランED  (王子)
    第4回 ゼノサーガ (SSJバダ)
    第5回 COWBOY BEBOP ED (バダ)
    第6回 ハルジオン (バダ・悟空)

    うーん、やっぱり間違いなく7回目だわwそれにしても親父作り過ぎワロタ。
    いや、自分でも分かってるんだけど、今回もやはり
    出さずにいられなかったです/(^o^)\
     
    ■【第7回】孫家夫婦MAD【318祭り】

     

     

    おかしいな、最初はあくまで悟チチのはずだったんですが。
    二人のキスシーンが凄い好きで!
    あの曲の歌詞でまず思い浮かんだシーンでした。
    というかこのシーンがそもそもの製作動機でした。

    MADでは、特に戦闘シーンなどではデュレーション(動画のスピード)を
    上げる事が多いのですが、このシーンだけは変えず、
    しっかりそのままリアルタイム?で動画に使わせて頂いています。

    あのはっきり写っていないけど、チチの背伸びのあとの「間」
    とても愛しくてたまらなくて。
    二人の気持ちがすべてそこにこもってるんだなと思えます。
    (・・・脚本が女性だからこそのアニオリかな^^)
    キス自体は全然映ってなくて、さらっと過ぎちゃうから、
    見逃しかねないのだけど、あのはっきり出さない演出が
    とてもいいなと思っていました。
    後ろで仰天しつつ凝視してるじっちゃんとかww

    あと合作の二番煎j(ry 悟チチで好きなシーンを一杯詰め込みました!
    筋斗雲二人乗りで、悟空の背中にそっと顔を寄せるところとか、
    ちょっと口パクぽくしてみたり。

    口パクは、ビーデルさんにもして頂きましたが、口パク楽しいですねー。
    飯ビーのお二人は、微笑ましすぎるwww
    ほとんど初めてでしたが飯ビパートも楽しかったです。
    父親(悟空)にくらべてイチャコラシーンの多さったらなかったわwww
    もうどこからみてもラブラブですね。しかも悟飯カッコいいし!!

    そしてさらにイチャイチャシーン皆無の(当たり前・泣)の親父ですが、
    最後の最後までギネさんどうするか悩みました><

    いや、もう以前ぐりおさんとの妄想語りコチラw→「妄想乙☆バダ嫁対談 withぐりおさん」
    ギネさん動画の話が出た時から、実はいつかはやりたいとは
    心の奥底で思ってはいましたが、いかんせん画力が来い状態の
    自分としてはとても危険な賭けでもありました^^;

    ほんとはもっと滑らかにしたかったし、
    喜怒哀楽を出したかったし、
    どこでどうしてどうなったんだバダアアアア←というのを
    見たかったんですが、
    しかしなんの成果も上げられませんでしたーっ(号泣)
    せめて瞬きくらいさせてあげたかった。。

    何より、手描きという事でイメージ破壊が最も怖かったんですが
    コメントを見せて戴く限り今の所無事のようで
    ほっとしています。

    ちなみにギネさんの髪のなびかせ方は、
    ビーデルさんの飛行シーンをパk・・・参考にしていますw
    嫁と大姑の関係かw(無関係)
    さらに関係ないですが、ギネさんおでこ出したらめっちゃ可愛くて
    キュンキュンしました(自演乙)

    全体としては、実は後付ですが←、

    悟空や悟飯の幸せを願っているバダギネ、みたいなのを

    目指したっぽいです。
    ラストに鳥山さんのマイナスバダまで今回初めて入れてみたり、
    アニメのバダとはまた違う感じなので一緒にしてもいいものか
    それも悩みましたが、なんとか納まってくれたかな・・・

    というわけで、とっくに1か月以上過ぎていますが、
    318祭りにご参加されたみなさん、お疲れ様でした!

    (次は初めてDB以外のMADを作るかも知れないw)


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  • 夏雪さんとランチしてきたよ^^ 1/14/15 2:47 AM


    先日来、夏雪さんが関西に出張で来られるという事でずっと楽しみにしておりました。
    もう少し先だっけと油断していたので髪ボッサボサのままorz
    京都駅前で待ち合わせ、夏雪さんはスーツ姿・・・と思いきや

    とてもカジュアルなジャケット+リュック+何やらいろいろ大事な資料を詰め込んだ鞄、大変そう。

    パスタでも食べに行きましょうと、とりあえず地下街のポルタへ。

    (←あまり京都に詳しくないナンチャッテ京都人)
    フラフラ道に迷いつつ店頭メニューを見てパスタやー!と入った店がうどん店で(謎)。

     なぜやー・・・
    本当にすみません。

    夏雪さんには以前、合作でお世話になったこともあり、MADやMAD周辺のお話もいろいろできて、
    ほんっとに楽しかったです。
    普段リアルでこんな話まったくできないので時間のたつのがすごく速く思えてなりませんでしたw
    仕事への向き合い方も考えさせてもらいました。夏雪さん、何に対してもとても真摯な方なのが

    話しぶりからすごく分かりました。春からもぜひぜひ頑張ってください!
    最近は仕事の方が超多忙のためMADは作れないそうですが、
    そのうちまた作ってくださるといいなあ。。(旧作MADサンキューでした!)

    ではではー。
    (あちこち引っ張りまわしてすみませんでした^^;)

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  • (遅いけど)近況です^^ 11/3/14 6:51 AM


    あっという間に紅葉シーズン、なんと11月に突入ですね><

    早すぎるー。

     

    巷ではもうだの年賀状だの広告だらけで、

    時節にいつも乗り切れない私の頭はクラクラしています。

     

    10月、なんも近況書けなかったー><

    ヒラサワ師匠ライブにも行ったのに。。

    残念ながら今回は、たった一人の最終参戦(違)となりましたが、

    とにかく

    行って良かった

    です><;; 寂しかったけど。。

     

    【平沢進 X 核P-MODEL:HYBRID PHONON】

    2014年10月11(土)~13(月)

     

     

    師匠、今回はなんと白髪での登場、あまりの自然なフサフサ(笑)感にてっきり
    染めたのかと思いましたが、どうもウイッグだったらしい。ダマされた←


    そして3日間ライブのあるうち、2日目だけの参加でしたが、
    初日がなかなか声が出辛そうでハラハラしてUSTで視聴していたのが
    嘘のように、2日目は聞き惚れMAX!!!


    歌声キレイ!!これが還暦超えの歌かと。いやいや。
    まだまだふるへも現役で歌えます!酸素酸素!!!

    (まさかのフルヘや論理空軍、感激していました><)

    今回、結構年代的に古い曲も多くて(なんせP-Model)、返って新鮮だったり

    古参のファンの方には懐かしさだったり比べる楽しさもあったりで

    よかったのではないでしょうか。

    3日目は台風で大変だったそうですが。。。

     

    チケットをお譲り下さった方、RTしてくださった方(ぐりおさんだw)

    本当に感謝です。

    (あれ以来、ほとんど聴く音楽はP-model &核P-modelですwww)

     

    ・・・・ありゃ、結局師匠のことしか書けなかった><

     

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  • 【Bardock's story】Chapter12 スパーリング・デート 11/3/14 5:42 AM


      



    しつこく続くw  

    やっぱり嫁編は楽しいですw この少しずつ距離が縮まっていく感じがサイコー^^

    (Chapter11~21のうちの12)

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    【諸注意】

    【重要】人物は完全作者オリジナルです(というかFUNimation版バダ)ので

     イメージ破壊のおそれがある方はご遠慮ください
    ・全部で、バダ誕生からラディッツ誕生まで21章あります。

    ・【超重要】作者様が最初に発表されたのが2012年1月(公式嫁よりずっと以前)

     なので、嫁はギネではありません
    作者様より、和訳の許可を頂いていますが、相変わらずの残念和訳でごめんなさい。

    ・一応R18(と言うほどでもない)と書いておきます
    以上おkの方のみ、お進みください><


     

    ・第1章(少年編)始めはコチラです

                →→海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter1」

    ・第7章(チーム結成編)始めはコチラです

                →→ 「海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter7」

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    Bardock's story (Fanfictionより)

    https://www.fanfiction.net/s/7705762/12/Bardock-s-story

    By: ravenclaw-scorceress29 

    Published: Jan 4, 2012

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    Chapter 12: スパーリング・デート


    やがてバーで1時間も待つと、セリパ達は再びバダが心配になってきはじめた。ケイラと連れ立っているのを見てから彼は現れなかったからだ。何かエリート達とのトラブルに巻き込まれたのだろうか?もしそうなら、メディカル・マシンが必要だろう。バーダックはただの若造で最下級戦士なのだから。

    「おい、そろそろ探しに行った方がいいんじゃねえか?」とトテッポが言った。

    「・・・いや、もう少し様子を見よう」とトーマ。

    その時、何かがセリパの視線を捕えた。

    「その必要はなさそうだよ、戻ってきた」セリパが嬉しそうに言った。

    4人が振り向くと、バーダックが頬をさすりながらやってきた。

    「おい!バーダック!どこに行ったか心配したぜ!」パンブーキンが大声で言った。

    「ああ、すぐ近くにいた」バーダックは腰を下ろすと、バーテンダーに酒の合図を送る。

    トーマがバーダックの左頬の傷あたりが赤く腫れ上がっているのに気が付いたのはその時だった。トーマはそのマークの意味にニヤリと笑う。そして仲間たちに“見てみろ”とジェスチャーすると、それを見て理解した仲間は笑いをこらえるのに必死だった。

    「それは“ケイラちゃん“にやられたんだよな?!」トーマがからかった。

    バーダックはニヤニヤ笑っている仲間の方に振り向いた。

    なぜ仲間たちはバーダックがケイラと一緒だったことを知っているのか?

    どうやってケイラの事を?バーダック自身、まだ会ったばかりなのに。

    チーム全員はお互いの顔を見合わせ、バーダックがまだケイラの事をよく知らない事に気が付いた。

    そしてセリパや仲間たちは、バーダックにケイラの父の事を説明すると、バーダックの目は驚きに見開いた。彼の美しくも新しい友人は、エリートの一人だったのだ。彼女はもしかすると、この惑星で最も強大な力を持つ戦士かも知れなかった。

    バーダックをその尾で殴りつけた時、もっと酷い目にあわせることもできたはずだった。だがそうしなかったのはつまり、バーダックを気に入ったという事なのだろう。

    「・・・で? なんでひっぱたかれたのさ?」セリパが尋ねると、

    「あ、ああ、口がすべっちまってな」バーダックが答えた。

    「おまえ、あの女の事なんて言ったんだ? ”ハニーちゃん“か?」パンブーキンが笑った。

    「まあそんなところだ」

    突然仲間たちがこらえきれず笑い出した。

    「ハハハ!こいつ、イケてるエリート女を相手にしようとしたんだぜ!」

    シートに座りながら、バーダックは少し顔が赤くなるのを感じた。しかし次の一言で周りの笑い声が止まった。

    「ああ、まあそうだろうな。ケイラは俺と明日、スパーリングしたいとさ」

    その一言で突然周りは静まり返った。全員、目を見開いてまっすぐバーダックを見たまま固まってしまった。彼はすばやくグイッと酒を飲み干すと立ち上がって、ポカンと口を開けたままの友人たちを置いてきぼりにさっさと店を後にしたのだった。

     

    翌日、バーダックはケイラが行ったことがあると言っていたトレーニングセンターへと飛んだ。朝のトレーニングセンターは多くの人でにぎわっていたが、すぐにはケイラの姿は見えなかった。大勢のサイヤ人の戦士たちが新たな任務の準備に追われているなかで、バーダックは一人の男に気が付いた。

    その男はバーダックとよく似た青と黒の戦闘服を身に着け、ダークブラウンで飛び出たたっぷりの髪、そして口髭をはやしていた。自分の父とどこか似たその風貌に、バーダックは身震いを感じた。

    しかしその時、二人の小さな子供 ―男の子と女の子― が男に駆け寄ってきた。二人はお揃いのショルダー型戦闘服で、少年はバーダックのようなグリーン、女の子は赤い戦闘服を着ていた。ふたつの小さな尾は、風の中にゆらゆらと楽しげに揺れていた。

    「おまえ達、こっちだ!」その男は子供たちを呼んだ。「寄り道するんじゃないぞ」

    「分かってるわパパ!」少女が答えた。

    父親は、急いで彼の後をついてくる子供たちににっこりほほ笑む。闘技場の中に消えていく小さな姿に、バーダックは笑みが浮かんでくるのを感じていた。

    (俺の親父があんな風だったら・・・)しかし最悪の記憶が思い出されたその時、小さな手が彼の肩をトントンと叩くのを感じた。肩越しに振り向くと、そこにはにっこりと立っているケイラがいた。彼女は動きやすいように髪を後ろに束ねていた。

     

    「やっぱり来たんだ!」彼女は驚いて見せた。「あきらめの悪い人ね」

    「簡単にあきらめてりゃいい仕事なんかできねえさ」

    「そう。いいわ。準備はいい?」

    「ああ。“エリート”のちからってやつを見せてもらうぜ」

    ケイラははっとして顔から笑みが消えた。ケイラがエリートであることをバーダックが知っていたのは、まったく驚くべきことだったのだ。バーダックが自分の友人から話を聞いたと説明すると、ケイラはため息をついた。いずれは分かってしまう事だっただろう。彼女はすぐに気を取り直して、ふたりのサイヤ人は使用可能な最後の闘技場内へと入場していった。

     

    場内に入ると、二人はストレッチでウォーミング・アップし、いよいよトレーニングを開始した。

    それは、バーダックはスカウター無しで、自分の力だけでケイラをどうにかして捕えなければいけないというゲームだった。

    彼女のスピードは凄まじく、その軌跡を追うのがやっとだったが、すぐにその動きのリズムを掴むと捕まえるためキックを放った。しかしケイラはその足首を掴んでブロック、すぐさま後方へ投げ返した。バーダックは投げられながらもその瞬間エナジー・ブラストを撃つ。それをかわすケイラ、しかしその強度に彼女は感嘆した。

    (あいつ本当に最下級戦士なの?!あんなものまともに喰らったらメディカル・マシン行きじゃないの!・・・でもこれは内緒だわ)

    そしてケイラはからかって言った。「今のはいったい何なの?こんな弱虫だと知っていたら来るんじゃなかったわ!」

    その一言はバーダックをさらに本気にさせた。

    ブラストをもう一撃彼女に向かって撃ったが、それはさっきより小さかったのでケイラは避けずにブロックすると決意した。両手で受けとめるとそのエナジー・ブラストはすぐに失速、力を失っていったが次の瞬間、バーダックは姿を消した。あたりを見回したが視界のどこにもいなかった。その時背後からバーダックが現れるのを感じ、彼女は地上に叩きつけられる前に彼の姿を一瞬見ることができた。身体を止めるためにフロアに一撃する瞬間、バーダックを見上げた。彼は自信たっぷりに浮かんでいるように見えたが、ハンサムだと思わずにいられなかった。

     

    彼女は手の中にエナジーを集中させ、バーダックに放ち、バーダックもまたブラストを撃った。二つのパワーはぶつかり合い、お互い後ろへ押されるのを感じていた。

    そしてケイラはさらに強力なパワーで押しはじめ、事実、バーダックは撃たれる前に飛び退かなければならなかった。

    彼女が気を取られたように見えた瞬間、バーダックは瞬時に彼女の方へ移動、ぶつかり合うエナジーが消滅した時、ケイラは再びバーダックを見失っていた。突然、後ろから二本の腕が彼女を抑え込み、腕の自由を奪われた。

     

    「終わりだ」バーダックは耳元で囁いた。「俺の勝ち。」

    ケイラはふくれっ面を見せながら言った。「ついてないわ!」

    そして二人は息がとまるほど笑い合った。それは予想以上の高揚感だった。

    2,3時間、二人はスパーリングを続けていた。ケイラはエリートだったし、バーダックはより闘いの経験を積んでいた。

    彼女はたびたびバーダックに不意を突かれたが、意地でも抵抗したので捕えるのはそう簡単にはいかなかった。彼女のエリート・パワーとの対決は、バーダックを夢中にさせるトレーニングで、しかもこの上なく楽しかった。二人の視線は常に絡み合い、バーダックはその引き込まれそうなエメラルドの瞳を見つめた。

    彼女はただ美しかった。

     

    そうして最後に、二人は地上に着地するとグラウンドに座って呼吸を静めた。

    「まあそうね、」ケイラは息をハァハァさせながら言った。「楽しかったわ!」

    「楽しい?それだけか?」とバーダック。

    「わかったわよ!」ケイラはいたずらっぽく笑う。「コンチクショウ!これでいい?」

    バーダックの目は彼女を見つめたが、スパーリングで退屈したようすはまったく無かった。ケイラはそれを見て、小憎らしく笑った。

    「でもね、今までやってきたスパーリングの中でも最高だったわ!まるでまた父さんとトレーニングしているみたいだった」

    「あんたの父親?」

    ケイラは振り向くと数秒バーダックを見つめた。しかし熟練した戦士の前では父親への愛情を見せたくは無かった、バーダックがどんなにクール・ガイだったとしても。

    「俺の父親は最低野郎だったからな。だがさっきの言い方だとあんたの父親はそうじゃなかったんだろう?」

    ケイラはそっとため息をつくと小さな笑みを浮かべた。

     

    しかし、彼女が自分の父の事を話そうとしたその時、彼女の名を呼ぶ声が聞こえた。二人がドアの方を振り返るとそこに立っていたのは、背が高く、鍛え上げられた体つきの男だった。彼は肩だけガードのある白とゴールドの戦闘服を着け、それによく似合った青いスパンデックスに白いグローブとブーツという姿だった。そして黒い瞳、背中からひざまで走るスパイキーな黒い髪をしていた。

    「ロカ!」ケイラが叫んだ。「どうしてここが分かったの?」

    「ああ、お前はいつもここでトレーニングをしていたからな。さあ帰るぞ」

    ケイラはその時、ロカがバーダックをジロリと睨んでいるのに気付いた。しかしその最下級戦士はただ普通に見返していた。

    (あれはケイラの兄貴だな)バーダックは考えていた。

    「じゃあまたね、バーダック。今日はありがとう」ケイラが言った。

    「ああ、またな」

     

    ケイラがロカの方へ歩むと、ロカも歩き始めた。ロカはもう一瞥バーダックにくれると、妹を連れてトレーニングセンターから堂々と出て行った。

    残痕の戦士は立ち上がると、戦闘服の埃を払ってため息をつく。ロカの登場は、ケイラとの再会が最後であることを意味していた。

     

    その夜、トーマは下の寝台でいびきをかいている間、バーダックは腕枕をして横になり、目は天井を見つめ続けていた。

    ケイラとのトレーニングは最高だった。数時間の間、二人ともお互いの違いを気にかけていたように思えた。それは片方はエリートであり、もう片方は最下級戦士だということだった。

    そしてもちろん、彼女の美しさは心の中にとどまり続けていた。しかしロカが来た事により、完全に出入り禁止となった。

    「まあ、また会えた間だけでもラッキーだったぜ」彼はため息をついた。

    そのうち、バーダックは眠りに落ちた、ケイラの面影を胸にしながら。

     


                              (Chapter 12: Dating, saiyan style)

     


     

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  • 【Bardock's story】Chapter11 ケイラ 10/1/14 1:40 PM


      



    嫁編入りますw (Chapter11~21のうちの11)

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    【諸注意】

    【重要】人物は完全作者オリジナルです(というかFUNimation版バダ)ので

     イメージ破壊のおそれがある方はご遠慮ください
    ・全部で、バダ誕生からラディッツ誕生まで21章あります。

    ・【超重要】作者様が最初に発表されたのが2012年1月(公式嫁よりずっと以前)

     なので、嫁はギネではありません
    作者様より、和訳の許可を頂いていますが、相変わらずの残念和訳でごめんなさい。

    ・一応R18(と言うほどでもない)と書いておきます
    以上おkの方のみ、お進みください><


     

    ・第1章(少年編)始めはコチラです

                →→海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter1」

    ・第7章(チーム結成編)始めはコチラです

                →→ 「海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter7」

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    Bardock's story (Fanfictionより)

    https://www.fanfiction.net/s/7705762/10/Bardock-s-story

    By: ravenclaw-scorceress29 

    Published: Jan 4, 2012

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    Chapter 11: ケイラ

     

    長時間の飛行を終えて、バーダックたちのチームは惑星コーシュから惑星ベジータへと帰還した。ポッドから出てくるなり、トーマがパンブーキンの背中をポンと叩いた。

    「改めて礼を言うぜ!」

    「気にするな、トーマ。だがツケにしとくから忘れんなよ!」パンブーキンがニヤッと笑った。

    新しい友人同士がバーダックやセリパ達の見守る中、声をあげて笑い合っていると、一人の整備員が駆け寄ってきた。

    「バーダック!ナッパ司令が帰還次第すぐに来いとの命令だ」

    「なんだと?」バーダックは眉をひそめた。

    「理由は分からないが、えらくお怒りだったぜ」

    バーダックは、緊張した目で見つめる仲間のほうに振り返った。ナッパの要求は火を見るより明らかだったからだ。

    「後で落ち合おう」自信ありげにバーダックは仲間に告げた。

     

    トーマたちを残してナッパのオフィスに着くと、ドアが開いて少し驚いた。そこには驚きの相手がいた。オフィスから出てきたのは、あの美しい女だった。

    「俺はあきらめんからな、ケイラ!」彼女の背後から、ナッパの怒鳴り声が響き渡った。

    「お好きに、司令」彼女は振り向きもせずドアを閉めながら、冷やかに答えた。

    彼女は顔をあげると、目の前に立っているバーダックを見て立ち止まった。

    「よう、ケイラ」バーダックは笑いかけた。「あんたはあの時の、笑っていた女だよな」

    「あなた、よく変なやつだって言われない?」彼女は反射的に答えた。「で、あなたは・・・?」

    しかしバーダックが名前を告げようとすると、ナッパがドアをバン!と開けて叫んだ。

    「バーダック!そこにいるならさっさと来い!」

    「あれがあんたへの答えだ」

    「がんばってね、バーダック」

    笑みをかわすと、バーダックはナッパのオフィスに入って行った。ドアを閉めると同時に、司令官はわめき始めた。

    「何を考えてやがる、バーダック!貴様は任務中止を決断できるような立場じゃねえだろう」

    「タケオが死んでから、もう絶対チームの誰も失わないと決めたんでな」バーダックは静かに答えた。

    「俺たちは貴重な惑星を失ったんだぞ!ベジータ王もお怒りだ、フリーザ様の求めておられた星だったからな!」

    「あいにく俺のチームはフリーザ様の命令よりずっと重要なんでな、司令」

    バーダックの冷静な答えにナッパは唸った。その若いサイヤ人は、ナッパを恐れていなかった。

    父親による暴力、母親や親しい友人の死、たった今解決したばかりのチーム内の混乱をこえて、今やフリーザすら恐れていなかったのだ。

    ナッパはバーダックを数秒睨むと、くるりと背を向け高圧的に言った。

    「俺の目の前から消え失せろ!」

    軽く頷きながら、バーダックは部屋を出て行った。しかし後ろ手にドアを閉めた時、ドアの外に立って待っていたケイラを見て驚いた。

    「あんた、まだいたのか?」

    「あなたを待っていたのよ。二度も会っていたのに、やっとお互い名前がわかったわ」

    彼女は答えた。

    「もっと知りたいというわけか」

    ケイラはにっこり笑った。

    「なにか夕食を御馳走してくれない?お腹がすいちゃったわ」

    そうして、彼女は向きを変えると近くのレストランの方向へ歩き出した。バーダックは彼女の腰と尾のぞくっとする揺らめきを見つめ、後姿を追った。

     

    バーダックが見たこともない最高の眺めを得ている間、トーマたちは食堂のカウンターで飲み始めていた。

    彼らはしばらくの間、トーマとセリパがパンブーキンに最初の頃の任務での出来事を話して大爆笑していた。

    「バーダックのやつ、大笑いだったぜ!目玉が皿みたいにこんなになってよ、ガタガタ震えていやがったんだぜ!」トーマが大声で笑った。

    「あの時のバーダックたらもう」セリパも付け加えた。

    全員、シートから転げ落ちてしまうほどの大きな笑い声が響いた。そして落ち着きを釣り戻し始めたころ、まだ4人のままなのに最初に気が付いたのはセリパだった。

     

    「ねえ、そう言えばバーダックはどこ?」

    「まだナッパの所じゃないよなあ?」トテッポが尋ねた。

    「だと良いがな」トーマが答えた。

    「俺たちがここにいるのを知らないで、捜しているのかも知れんな。」パンブーキンが言った。

    「いや、いつも俺たちはこの酒場で飲んでいるから、バーダックは俺たちを捜しにここに来てるだろう」

    全員であたりを見回したが、彼らのリーダーを見つけることはできなかった。彼らが不安になり始めたその時、ケイラがドアを開けて入ってくるのに気付いた。そしてすぐ後にバーダックが連れ立って入ってきた。

    「おい、バーダックのやつ何処にいくんだ?」パンブーキンが尋ねた。

    「あいつ、女と一緒みたいだぜ」トーマが答えた。

    「あれはケイラじゃないかな」セリパが言った。「あの髪型と目は間違いないよ」

    「ケイラって何者なんだ?」

    「あの娘はセージ司令官の娘だよ、ほらナッパの前の指揮官」

    その事実を聞いて、チームの男たちは驚いた。ケイラはエリートで、バーダックには不釣り合いだったのだ。

    4人のサイヤ人はお互いの顔を見合わせた。バーダックにはまったくチャンスは無いのだから。

     

    だがトーマたちの方が間違いであるようだった。食事が終わるころ、ケイラとバーダックの前に美味しそうな食べ物の10枚の皿がテーブルに並べられていたが、カラになって重ねられるのに長い時間はかからなかった。食事が終わり、バーダックはケイラが彼の顔に刻まれている傷をちらちらと見ているのに気が付いた。彼女がその大きな傷に興味を持っている事は、驚くようなことではなかった。  

     

    「それ、どうしたの?」ついに彼女は指差しながら尋ねた。

    「ああ、俺の・・・あれだ、父親だ。あいつのアイデアはトレーニング中に俺を殺すことだった。これはその最初の、俺が6歳くらいの時の “訓練” でやられた」

    ケイラの目が、それを聞いて大きく見開いた。

    「ひどい・・・でもあなたに似合ってると思う、それ。戦士らしくて。大抵の男は戦士と言うには弱すぎるわ」

    バーダックは特に何も答えずただ笑っていた。褒め言葉ではあったが、それは気を遣ってのことだったからだ。

    「そういえば、初めてあなたを見たとき、あなたたちは何処に行くところだったの?」彼女が尋ねた。

    「エチカという惑星だ」

    その惑星の名は、タケオの戦死の記憶を呼び起こし罪悪感を感じさせた。

    「ところであんたは?何処に行ってたんだ?」彼は尋ねた。

    「技術研究所よ、ドクター・スポルツの。スカウターのアップデートを手伝っていたの」

    バーダックがその答えに軽く眉をあげるのを、ケイラは見ていた。

    「私はあなたたちみたいに任務には行かないの。トレーニングは大好きだし、すごい相手とのスパーリングはとっても楽しい。でも、フリーザのために手を貸すのはやめたの」

    その最後の言葉に、バーダックは少し驚いた。ケイラは、フリーザやバーダックを含むすべてのサイヤ人に対する反抗者だった。

    ふたたび、ケイラはバーダックの顔をみてほほ笑んだ。

    「でもあなたたちをサポートしないとは言わないわ」彼女は保証した。「私たちサイヤ人は最も偉大な戦闘民族よ。でもフリーザはその価値に対してリスペクトしていない。みんな使い捨てにされているわ、だから彼に手を貸すのは嫌なの」

    「ナッパがさっき怒るわけだ。やつはあんたを任務につかせたいんだろう」

    「そう、チームに入れたいのよ。でも時間の無駄ね」

    バーダックはテーブルを挟んで彼女の話に笑いかけた。彼女もほほ笑みを返し、バーダックの反応をみた。

     

    「そうだよな、誰もあんたのキレイな顔を傷つけたいとは思わないぜ」と冗談めかして返した。

    少なくともバーダックは冗談だった。しかし突然それは起こった。ケイラは立ち上がるとバーダックの顔を尾でバシッと叩きつけたのだ。

    「もう一度言ったら容赦しないわ!」彼女はひどく怒って言った。「誰にも私の事をモノ扱いなんてさせない!分かった?!」

    「・・・もし反省するなら」彼女は言った。「私は明日の朝トレーニングに行くから、自分の運を試してみる事ね」

    彼女は魅惑的にほほ笑みながら、店からスタスタと出て行った。バーダックは瞬きをしながら通路を見つめ、たった今の出来事を思い返していた。ケイラは彼をひっぱたいたが、やり直しのチャンスも与えていた。

    そうしてバーダックはひとりニヤッと笑った。

    「どうやら好かれてはいるらしい」

     

     

     

                                    (Chapter 11: Kayla)

     

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  • 【Bardock's story】Chapter10 ウェルカム・チーム 9/26/14 2:41 AM


      



    チーム結成編のラストです。(Chapter7~10のうちの10)

     -----------------------------------------------

    【諸注意】

    ・腐でもR18でもありません。
    【重要】人物は完全作者オリジナルです(というかFUNimation版バダ)
    ・全部で、バダ誕生からラディッツ誕生まで21章あります。

    ・【超重要】作者様が最初に発表されたのが2012年1月なので、嫁はギネではありません
    作者様より、和訳の許可を頂いていますが、相変わらずの残念和訳でごめんなさい。

     以上おkの方のみ、お進みください><



     

    ・第1章(少年編)始めはコチラです

                →→海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter1」

    ・第7章(チーム結成編)始めはコチラです

                →→ 「海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter7」

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    Bardock's story (Fanfictionより)

    https://www.fanfiction.net/s/7705762/10/Bardock-s-story

    By: ravenclaw-scorceress29 

    Published: Jan 4, 2012

    --------------------------------

     


    Chapter 10: ウェルカム・チーム

     

    数時間後、バーダックは治療が終わりメディカル・マシンから姿を現した。

     

    飛び跳ねた髪を乾かし、新しい予備の戦闘服を身に着けると、段々とパンブーキンの行動に対して怒りが湧きあがってくるのだった。充分休息は得られたのだが、バーダックは心底あの太ったサイヤ人の顔を思い切り殴りつけてやりたかった。

    「奴はなぜあんなことを!」

    だがその時、バーダックが振り向くと何かが、いや誰かが彼の目を捕えた。

    プラントーと立ち話をしていたその女は、タケオの死んだ日の朝、ポッド発射台の外でバーダックが見たあの美しい女だった。

     

    彼女はとても楽しそうにプラントーと会話し、ふたたびあの目の覚めるような笑顔を見せていた。

    そしてその姿は、セリパのように小柄で、より繊細そうだった。

    彼女も新調された濃淡2色のブルーの戦闘服をまとっていた。ストラップの付いた肌を覆うアーマー、ダークブルーの長いスパンデックス・ストッキングに真っ白いブーツ、それにリストカバーがよく似合っていた。

    さらに、身体に巻きつかず飛び出しているその尾は非常に柔らかく艶やかな毛並みで、高く持ち上げられていた。

    それもまた、楽しげに波打っているように見えた。バーダックは彼女の美しさに息をのんだ。

    (あの女は・・・)

    その時、彼女は話すのをやめて美しいグリーンの瞳でバーダックの方に振り向いた。プラントーもすっかり見とれている彼の患者に向きなおった。  

        

    そのサイヤ人の女性は、バーダックの視線に、顔にほんのり朱がさしたようだった。彼がそうなる前に、彼女は落ち着きを取り戻した。

    「じゃあ、そろそろ行かないと。プラントー、手伝ってくれてありがとう」彼女はプラントーにほほ笑えんだ。

    「いつでも構わんよ」

    その謎の女性はさらにもう一度笑顔をバーダックに向けると、艶やかな尾を波打たせながら去って行った。

    プラントーはバーダックの顔を見て近づいて来ると、

    「美しい娘じゃろう、バーダック?」と意味ありげに笑いながら話しかけた。

    「あ・・・ああ、そうだな」

    プラントーはくすくす笑った。今までこんな姿のバーダックを見たことが無かったのだ。

    しかし、その女性が視界から消えると、ふたりは憂うべき現実に戻った。

    「プラントー、トーマたちは戻っているのか?」

    「彼らなら、30分前に帰還しておるわい」

    「ありがとよ!」

    バーダックはチームを捜すためにスカウターを掴んで装着すると、ほどなく仲間たちの所在を見つけ出した。その時トーマやセリパ、そしてパンブーキンの言い争う声に、バーダックは走り出した。

    そしてその部屋には、セリパ、トーマ、トテッポが片側に、反対側にパンブーキンが立っていた。言い争っている彼らを見つけ出すことは簡単だった。

     

    「バーダックは死んじまうところだったんだぞ!馬鹿野郎が!てめえのおかげでな!」トーマが怒鳴った。

    「俺の?あの偏屈野郎がマヌケだったんだ、もっとちゃんとしてればよかったんじゃねえか!」パンブーキンが怒鳴り返した。

    「バーダックの事をそんな風に言うんじゃないよ!」セリパが言った。

    「おい!」とうとうバーダックが叫んだ。

    4人が言い争うのをやめるとバーダックが仲間たちとパンブーキンの間に割って入ってきた。

    「おい見たか?こいつならピンピンしてるじゃねえか!」パンブーキンが叫んだ。

    「俺はチームが必ず生き残るために、お互い守りあい信頼しあうようにやってきた。もしてめえがその邪魔をしねえんなら、トーマのやつだって何も言わねえ」

    パンブーキンは鼻で嗤った。

    「信頼だと?おまえこそ俺に信頼なんぞしてねえじゃねえか」

    「それにだ」バーダックは続けた。「あんな真似の後ではいつまでも信頼なんてされねえ!」

    二人のサイヤ人はお互いの目をじっと睨みあった。

    バーダックはパンブーキンをチームから追い出したかったが、ナッパの命令があるのでできなかった。

     

    「セリパ、トーマ、トテッポ、先に何か食いに行っててくれ。俺はもう少し残る」彼は言った。

    セリパと他の二人はまだ言い足りなかったが、バーダックとパンブーキンを残して部屋を出て行った。

    そうして、二人のサイヤ人はお互いの顔を睨みあった。パンブーキンは、バーダックの横を通り抜けようとした。その時、もしパンブーキンがまともな人間なら、バーダックは対処法など考えなくても良かったが、何かを言わなければならなかった。

    「ナッパはお前がどうやって俺たちのチームに行きついたか教えてくれたぜ」

    「ほう、それで?やつはでたらめでも言いやがったのか?」

    バーダックはうなずいた。「だがエチカ星からこっちはもうお前を信用できねえ」

    パンブーキンはバーダックを見た。パンブーキンはしかし反論できないようであった。

    明らかに、パンブーキンは元の自分のチームからの脱走やエチカ星での傲慢な態度を否定できなかった。

     

    「いいか、よく聞け。信頼こそ俺たちのチーム・ワークを作る。トーマと俺とはガキの頃からの付き合いで、トテッポとセリパも今は家族みたいなもんだ。タケオが死んでからも俺たちはそうやってきた!」

    パンブーキンはその新しい情報にショックを受けた。彼はバーダックのチームが仲間を失っていた事を知らなかったのだ。その様子を見てバーダックは続けた。

    「タケオはトーマの双子の兄弟でセリパの恋人だった。あいつは強くて偉大な戦士だったが、ある惑星で重症を負って死んだ。いずれにしても、おまえは仲間に手を貸そうとも思わず割り込んできているだけだ。俺はお前をチームから放り出して殺すこともできるが、そんな事はしねえ。頼む、だからあんな事は二度とするな!でなければ、本当にお前を殺す」

    そうして、無言のパンブーキンをホールに残し、バーダックは部屋を出て行った。

     

    数日後、バーダックたちのチームは惑星コーシュの征圧という次の任務を与えられた。トーマとセリパは、パンブーキンが同行していることに非常に腹を立てていたが、バーダックには選択の余地は無かった。トテッポは平然とはしていたが、パンブーキンからできるだけ距離を置いていた。

    そんなチームの中にあって調整は難しかったが、バーダックは仕方なくチームと共に次の任務へと向かった。

    しかし思いがけない事が近づいていた。

    5人のサイヤ人は目的の惑星に着陸するとポッドから現れ、目の前に広がるエリアを眺めはじめた。そこはごく普通の青い空と緑の草原の広がる、ちょうど住みやすそうな惑星だった。

    「悪くない星だな。スカウターの反応は?」バーダックは言った。

    「いたよ、見な。ここから数マイル北に村のようなものがある」セリパが答えた。

    「西に小さい反応がある」パンブーキンも答えた。

    「それに南にもう一つ。」トテッポが付け加えた。

    「OK、トテッポと俺は南だ。トーマとセリパは北へ行け。パンブーキンは西へ」

    パンブーキンは驚いてバーダックを見た。なぜ自分だけ一人で向かわせるのか疑問に思ったが、仲間同士の信頼の問題があることを思い出していた。

    バーダックはこの任務で誰も危険にさらして死なせたくはなかった。すべて異常のない事を確認し、5人はそれぞれ各方向へ別れた。

     

    トーマとセリパはようやく目的の村へ到着した。変な建造物は丸みを帯びて、およそ2階ごとに白く塗られていた。異星人たちはサイヤ人と同じくらいの身長のヒューマノイドだったが、身体に自然形成されたアーマーを持つ種族で、むしろ亀のようなそれは非常に頑丈そうであった。彼らは戦闘タイプに見えたが、トーマたちのスカウターのには高スコアは現れていなかった。ふたりは村の中央に着地すると、村人たちが警戒してすぐに最大戦闘態勢を取り始めた。

    「気をつけな」セリパがトーマに囁いた。

    「ああ、分かってる」トーマが答えた。

    そしてトーマが村人に呼びかけた。

    「惑星コーシュの者どもよ!今日からこの星は惑星貿易機関、フリーザ様のものである。お前たちは速やかに降伏してフリーザ様のもとに集まれ、さもなければお前たち全員を倒す」

    宣言を行うにはまだ不慣れなトーマに、セリパはニヤッと笑いかけた。いつもこの宣言をするバーダックは、今のトーマよりももっと迫力があった。

    「さあ、どうなんだい?!」セリパは大声で村人全員向かって叫んだ。

    「断る!」村の長老が叫んだ。

    突然6人の戦闘タイプの住人が攻撃を仕掛けてきたと思うと姿を消した。彼らはサイヤ人ほど戦闘力は強くは無かったがコーシュ人は非常にスピード力に優れていたのだ。同じようにスピードを誇るセリパでさえ彼らに翻弄されてしまっていた。

     

    6人の戦闘員はセリパたちより圧倒的で、ついに追い詰められてしまった。

    二人とも顔や身体中、攻撃を受けて傷だらけになり、戦闘服もダメージを受けて喘いだ。

    「くそっ!こんなところで終わるつもりはないぜ」トーラが呻いた。

    「ああ、死ぬときはみんな一緒だよ!」

    二人は顔を見合すと笑みを交わした。しかし戦闘に戻ろうとした瞬間、強力なエネルギー弾が6人の敵戦闘員に命中しドミノ倒しにした。

    トーマとセリパは振り向くと、自分たちの頭上に浮かんでいるパンブーキンを見つけた。

    親友同士はすぐそばに飛んでいるその姿に驚いて目を見開いた。彼も同様に戦闘の最中だったが、自分たちを救出してくれたのだ!

    「おい!ここから早く出ろ!」彼は仲間を元気づけた。

    その瞬間、トーマとセリパはその言葉どおりすぐに行動した。空中へ飛び村から離脱した時、スカウターからバーダックの叫び声が聞こえた。

    「全員ポッドに乗れ!この任務は放棄する!」

     

    数分後、5人はポッドに集まり乗り込むと、惑星ベジータへと帰還の途についた。

    「いったいどうしたってんだ!」スカウター越しにパンブーキンが尋ねた。

    「何を言ってるんだ、おまえが俺たちを助けてくれたんじゃないか」トーマは冷静に答えた。

    「なんだと?」バーダックが尋ねた。

    「俺たちが奴らにやられそうになったとき、パンブーキンが6人の敵をブラストで倒して逃げろと言ってくれたんだぜ」

    「ああ、あいつはあたし達を助けてくれたんだよ!」セリパは嬉しそうに言った。

    そのニュースを聞き、スカウターは沈黙した。パンブーキンはさっきの出来事を思い返しひとり満足そうに笑みを浮かべていた。 

    ・・・トーマ達と同様にある村についたパンブーキンは、征服宣言をした。すると村の戦闘員たちが攻撃を仕掛けてきた。

    しかしそれを何とか身をかわして飛び立つと、自分のポッドをみつけて帰還しようとしたが、何かが彼を引き留めた。彼の脳裏に、数日前のバーダックの声がエコーしたのだ。

     

    「いいか、よく聞け。信頼こそ俺たちのチーム・ワークを作る。トーマと俺とはガキの頃からの付き合いで、トテッポとセリパも今は家族みたいなもんだ。タケオが死んでからも俺たちはそうやってきた!」


    「・・・自分自身からは逃げられねえな」

    そして彼はスカウターを使ってトーマとセリパを探し、見つけ出して接近すると、敵戦闘員に追い詰められ酷い傷だらけの仲間がそこにいた。

    そして見捨てることなどできず、パンブーキンはマックス・パワーのエネルギーを込めて敵に放ったのだった。

    「おい!ここから早く出ろ!」

     

    ・・・帰還するポッドの中で、パンブーキンは自分の決断に満足げにニヤッと笑うと、バーダックの声が聞こえてきた。

    「よくやった、パンブーキン」 "スカー・ウォリアー”がそう言うと、トーマも

    「ああ!俺たちはチームだ、よろしくな!」とニヤッと笑った。

     

    こうして五人のサイヤ人は、傷を負いながらも無事母星へ帰還していった。

     

     

      

                                   (Chapter 10: Shugesh redeems)

     

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  • あ・に・ぱ・る AMV/MAD FESTIVAL in JAPAN 2014 参加しました 9/19/14 2:03 AM


      



    今年も始まりました、MADの祭典^^

    あ・に・ぱ・る AMV/MAD FESTIVAL in JAPAN 2014
    コミュニティリンク→http://com.nicovideo.jp/community/co558186

    今年もまた参加させて頂きました。

    私の場合、進捗が全く読めず(いつもの事^^;)
    参加したくても間に合うかどうかまったく自信がなかったので、

    参加表明もできず、でもなんとかタイミングが合えば出させて

    もらおう♪という感じでした。

    幸い、本動画も支援動画も(ギリギリですが)←いや別にひっかけてる

    わけでは無い(汗)出すことができ、ホッと一息ついています。

    ■れもんさん未来悟飯イラスト集

     

     

    こちらは去年、れもんさんの絵があまりにドラマチックで、未来悟飯への想いに

    溢れていて、そのため自分用に、あの曲と是非合わせたい!と

    勝手に作ってた動画です。
    丁度完成して1年たつなあ、とまた見返していたら、
    やっぱりこれは、もっと多くの人に見てもらった方がいいなあと思い始め、うpさせて頂きました。

    (その節はお世話になり、ありがとうございました。またいつか一緒にライブ行こうね!>れもんさん)

    そしてコレ
    ■【ドラゴンボールMAD】銀河ギリギリ!ぶっちぎり悟飯

     

     

    支援動画です\(^o^)/
    元々どれもこれもハイレベルで素晴らしすぎるあにぱふぇ作品群の中にあって、
    競うつもりは全くないので>< ←つかいつまでも初心者レベルwww
    それでも少しでもイベントを盛り上げる一粒になれたらの想いだけで
    うpしました^^v

    これも作っていてとても楽しかったです!
    とにかく悟飯がかっこいい。ちょっと背も伸びた感じがまたいい。


    特にあれですね、必殺抱きしめ攻撃がですね。。。
    何度抱きしめられてるのか悟飯。
    お姉さん←も抱きしめちゃうぞ。
    敵もそれぞれカッコいいし、中でもザンギャさんの身のこなしが最高。

    苦しかった事もありましたが・・・
    とにかく、曲(東京レイヴンズOP)がフルだと長い!長すぎるッ!!
    かといってTVサイズでは悟空の出番が作れないし・・と言うわけで
    しばらくはひたすら音源編集。
    。。。これがとても無味乾燥で><;;
    しかもなかなか決まらないし、いろんなバージョンを作っていました。
    いろいろ試して、でも結局いちばん最初のものに落ち着いてしまったんですが><
    諦めたともいいます。。なので音質はアレな感じです、スミマセン。

    まだすべての作品を見れてないですが、いいなあと思う作品がたくさん
    あるので、しばらくのんびり?楽しまさせて頂きますね^^
    運営の皆さま、ありがとうございました!
    (集計結果動画もすごい楽しみにしています^^)


    ・・・そして次回はちゃんと規約読みます(^^;)いろいろご迷惑をおかけして

    すみませんでした><


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  • 【Bardock's story】Chapter9 ニュー・チーム? 8/30/14 2:09 PM


      



    海外二次創作サイト”Fanfiction” から

     バーダック小説ご紹介 【Bardock's story】


    チーム結成編続きです。(Chapter7~10のうちの9)

    アニメではなんとなくトーマがリーダーっぽかったんですが、

    ここでは親父がリーダーです。そんな親父も素敵 ホワァ・・・(*´д`*)

    今回ちらっとナッパ様登場。嫁本格的登場まであと少しー><;

     -----------------------------------------------

    いつもの【諸注意】

    ・腐でもR18でもありません・・・と思う
    【重要】人物は完全作者オリジナルとお考えください。性格違うしw
    ・全部で、バダ誕生からラディッツ誕生まで21章あります。

    ・オリジナルキャラがたくさん登場します
      バダの両親やその知人、友人
      (なお作中、プラントー医師は最終決戦に出ていた老医師です。

       今回からマラッカも登場。バダの脳波をチェックしていた鳥型の異星人)
    ・「Bardock's story」の続編「Their story」あり 
    ・【超重要】作者様が最初に発表されたのが2012年なので、嫁はギネではありません
     (でも訳が本格的に嫁の登場する後半までいくかどうかわかりませんが><;)
    ・作品の雰囲気重視なので結構訳違ってたりするかも・・・してる・・・

     (作者様より、和訳の許可を頂いていますが、相変わらずの残念和訳でごめんなさい。。

     以上おkの方のみ、お進みください><






     

    ・第1章(少年編)始めはコチラです

                →→海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter1」

    ・第7章(チーム結成編)始めはコチラです

                →→ 「海外バーダック小説ご紹介  【Bardock's story】Chapter7」

     

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    Bardock's story (Fanfictionより)

    https://www.fanfiction.net/s/7705762/5/Bardock-s-story

    By: ravenclaw-scorceress29 

    Published: Jan 4, 2012

     


    9.ニュー・チーム?

     

    タケオの戦死から普段の日々に戻ることは、チームにとってそう簡単なことではなかった。しかし戦いを求める本能にも助けられ全員トレーニングを再開した。

    トレーニング再開が再び楽しくなる事に時間はかからなかったが、誰かが居なくなった事実は、心に時折暗い雲の立ち込めるような思いにさせた。

    トーマはもちろん弟を失ったまま続けていくことは辛すぎる事に気付いていたが、それでも日々強さを身につけていった。セリパはすぐに傷心から立ち直りいつもの生意気な口をきき、トーマとバーダックの友情はより強くなっていった。

     

    タケオを失って数週間たち、チームは次の任務に就く準備ができていた。他の種族なら早すぎるかもしれないが、戦闘民族サイヤ人にとっては、それは好ましい事だった。

    その記念に、バーダックだけでなくセリパやトテッポもそれとなく世話していたアルウィナは4人の若いサイヤ人の真新しい戦闘服を手に入れた。

    チーム結成以来、4人は同じ黒・白・ゴールドのショルダー、両足サイド、クロッチ、それにブーツやリストアーマーの戦闘服を揃えていたが、今度はすべて異なる色、異なるスタイルのものを身に着けた。

    トーマはフル装備で、ショルダー・アーマー、両足サイド・クロッチオーバー、ブーツ、それにリスト・アーマー付きのライト・ブルーとダーク・ブルーの戦闘服。

    セリパはワン・ショルダータイプのボディー・アーマー。足のアーマーは無く、ひざパッド以外は黒とゴールドで彼女の女性らしい姿にぴったりだった。そして戦闘服の下にはピンクのレオタードを着け、仕上げは白いグローブとブーツだった。

    バーダックとトテッポのメインボディー・アーマーはブーツに合わせた両肩ストラップタイプ。しかしながら、バーダックの方は両足サイドカバーを持ち、グリーンとダーク・ブルーの戦闘服、トテッポの方は金のストラップとライト・ブルーを基調に、ほとんどダーク・ブルーだった。

    どちらも長いスパンデックス・パンツで、トテッポは青いリスト・アーマーを着けていた。

    そしてバーダックはリスト・アーマーに替えて、赤いレッグ・ウォーマーと揃いの赤いスリーブに替えた。

    それぞれのサイヤ人は今、個性的な戦闘スタイルを身に着け、新たな任務のために待機する状態にあった。

    だが、もう一つのチームを揺るがす大きな変化がまだあるのだった。

     

    それは、タケオの死後初めての任務を終了して数日後のことだった。

    爽快なトレーニングが終わり、全員食堂に集まり夕食を詰め込みながら、お互いジョークを言い合って大笑いしていた。そのうちセリパのせいで、ジョークの中心が、初めての任務に就いた時に飛んできた破片に当たりノックアウトされてメディカルマシンから上がってきたバーダックに集まり始めた。

    「あれはケッサクだったな!バーダック」トーマは大笑いした。「お前の顔っていったらなかったぜ!」

    「ありがとうよトーマ!」バーダックが答えた。「次にお前がダウンした時に俺に同情はするんじゃねえぞ!」

    笑い声があたりじゅうに響いて、突然の訪問者に気付かなった。近づいてきた見覚えのないサイヤ人は、明らかに面白くなさそうだった。

    「おい!」その男は喧噪の中に割って入った。

    4人のサイヤ人は騒ぐのをやめると、現れた男に目をやった。その大男は身長は高くないが、身体は大柄だった。髪はバーダックやトーマに比べるとさっぱりとしてボールのようであり、うっすら口髭をはやしていた。

    「バーダックはどいつだ?」

    「俺だ」バーダックが立ち上がって返事をした。「お前は?」

    「パンブーキンだ。お前らのチームに任命された」

    その場の全員が沈黙した。バーダックは隣にいたトーマの顔がこわばるのを感じた。

    「何だと?」バーダックは厳しく言った。

    「ナッパ司令が俺をお前らのチームに任命したのさ」

    バーダックとパンブーキンはにらみ合った。バーダックはこんな事を信じたくは無かったが、タケオの補充であることは明らかだった。

    「バーダック、俺は認めんぞ!」トーマは叫んだ。「聞けよ、俺たちチームにはもう他の仲間など必要ねえ」

    「ああ、その通りだよ」セリパもきっぱり言った。「とっとと帰りな!」

     仲間たちとパンブーキンは睨みあい、瞬時に緊迫した空気が漂い始めた。

    しかしとうとう、バーダックが口を開いた。

    「聞いてくれ、パンブーキン」バーダックははっきり告げた。「俺たちにはまだ知らされていないんでな。今からナッパに会いに行く」

    「俺はどうすりゃいい?」

    「知らん」

     

     怒りで混乱している4人を食堂に残して、バーダックはナッパを捜しに出た。そうしてついに坊主頭の司令官を見つけ出したのだが、ナッパは全く協力的ではなかった。

    「バーダック、お前が奴を気に入らなかろうとどうだろうと、知ったことじゃねえ」ナッパは言い放った。

    「パンブーキンはどこかのチームに入らにゃならんし、お前らチームにはもう一人必要だろうが」

    「あいつのチームはどうしたんだ?」バーダックが尋ねた。

    「惑星ローマで仲間を見捨てたんでチームから外されたのさ」

    バーダックは唖然となり固まってしまった。

    「裏切り者じゃねえか!そんな奴などいらん!」

    「お前らは言われた通りにやりゃあいいんだ!この下級戦士のゴミが!」

    バーダックは必死にさらに反論しようとしたが、ナッパは彼よりはるかに上級戦士の大男であった。さらにサイヤ軍の司令官でエリートだった。

    バーダックにはこれ以上反論するチャンスはなく、納得できないまま立ち去ろうとすると、「おい!まだ全部終わってねえぞ!」とナッパが叫んだ。

    バーダックが立ち止まり振り向くと、ナッパはすぐに次の新しい任務票を与え、そして足早に立ち去って行った。

    そして気が進まないまま、バーダックはパンブーキンを含めてチーム全員を招集した。

    そして皆が好むと好まざるとに関わらずパンブーキンをチーム員とすることを告げると、仲間は一斉にバーダックに向かって大声で抗議を始めた。

    「おい!俺だって気に入らないが仕方がねえだろう」

    バーダックが叫ぶと仲間は押し黙り、ジョークだと言ってほしいと言わんばかりに彼を見つめたが、ジョークでは無かった。

    そしてパンブーキンへの言葉もなく、全員ポッドに乗り込み出発した。彼らが送られたのは、惑星ベスグロスだった。

    ベスグロス星人の数は非常に多かったが、戦闘力は低く、サイヤ人達には勝てる自信があった。

    「ハン!楽勝だな」とパンブーキン。

    「あの野郎を俺に近づけるな!」トーマはバーダックに向き直り言った。「でなきゃ奴を殺す」

    バーダックは深くため息をついた。最悪なことに、誰もがパンブーキンを必要としていなかった上に、親友から目を離せなくなったのだった。

    そしてチーム内の問題はすぐに表面化した。5人のサイヤ人達はグロス星人との激しい戦闘状態に陥り、数時間は自分たちチームの問題を忘れ去るほどだった。すべてが危機的状況になるまでは。

    バーダックは数人の敵グループをたやすく撃破すると、すぐ6人の敵が槍で反撃するため距離を取った、もちろん、そんなものがバーダックに通用するはずなどなかった。

    だがバーダックが攻撃を仕掛けようとした瞬間、ふいに何かに背後から襲われ地上に叩きつけられた。そして突然6人の敵がその若いサイヤ人戦士に鋭い槍を投げつけたのだった。トーマは親友の危機に気づいた。

    「バーダック!」

    トーマはエネルギーをためると、最大のエネルギー弾を放ちエイリアンたちを消滅させ、バーダックの所へ駆け寄った。戦闘服は大きく亀裂が入り失われて深い傷をいくつも負い、むき出しの身体は血まみれになっていた。ほとんど鋭利な槍によるひどい傷だった。

    「バーダック!大丈夫か」

    「ハハ、あ・・・ああ、大丈夫だトーマ」

    「俺につかまれ」

    途端にバーダックは意識を失ってしまい、トーマは彼の肩に手を回すとバーダックを引っぱり上げ、身体を支えながらスペースポッドまで運んだ。しかしまだ残った多数のグロス星人に阻まれトーマは離脱できず、トーマはバーダックをポッドに運び込むと母星に送り、メッセージを送信、ポッドが視界から消えるまで見送った。

    「死ぬな、バーダック」トーマは不安そうにつぶやいた。

    「なにがどうなってやがる?!まだ何も終わってねえぞ!」

    ポッドが視界から消えるとトーマは再び闘いに戻っていった。

     

    しばらくして、重傷を負ったバーダックのポッドが惑星ベジータに到着し、彼はデッキクルーの手により最も近い医療センターへと搬送された。そして裸にされるとメディカルマシンに搬入され、安定のためのワイヤや酸素マスクがかけられた。

    バーダックの治療に当たったのはプラントーだった。そしてアシストするためにマラッカがやって来た。

    「プラントー、やつの様子は?」

    「彼ならもう大丈夫だろう」プラントーは答えた。「しかし一体何が起こったというのだ。ベスグロス星はそんなに難しい星ではないはずだが、バーダックともあろう者がなぜこんな事に・・・」

    メディカルマシンの中で、バーダックはその疑問をかすかに聞いていた。

    (自分を信じるんだ、なぜこんな事になったのかよく思い出せ!)

    どう考えても変だった。グロス星人の投槍に襲われたとき、なぜ地面に打ち倒されたのか?

    その時だった。バーダックの脳裏にその時の戦闘シーンがさらにスローモーションで蘇った。

    抵抗するグロス星人に近づこうとしたとき、ある影がよぎった。

    バーダックはその影に気づいた、だがそれは自分の影ではなかった。それはなんとパンブーキンだった!

    パンブーキンはバーダックの背後に忍び寄ると、空中へと殴りつけたのだった。

    (あの野郎・・・!)

    しかしメディカルマシンの中では、どうすることもできなかった。

    だが、バーダックは何かをやらなければならなかった。

     

     

                                   (Chapter 9: New team?)


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  • 【ゆく年】歓迎会と送別会【くる年】 みたいな?w 8/23/14 2:30 AM


    先日、新しい職場のほうで歓迎会をしていただきました。
    と言ってももうこっちに来てから3週間もたってしまいましたがw
    それより送別会は来週www 

    職場の(大きな)異動が初めてなので、今まで「する側」だったのに
    「してもらう側」になるなんてヘンな感じではあります。
    お世話になった方々、これから迷惑かける&教えて戴く方々にきっちり
    ごあいさつしたいと・・・思います><

    そしてその歓迎会の席でなぜか盛り上がった話題がまさかのガンダム。

    もろ”どストライク世代”の部長のおすすめはUC(ユニコーン)と08小隊だそうです。
    (おっさん好みやなあw)←旦那談


    課長はUCはDVDも揃えているそうです。
    部長と課長が、「シャアはやっと成仏したのかどうか」という深い会話←を
    されていましたが、
    2話か3話までしか見ていない私にはなんの事かワカラナイ。

    ぜひ続きを見なければ。


    いちばん若い女性の方(美人!)は深夜アニメから80年代アニメまで
    しっかり見てるしw
    あの若さでいちばん好きなのがダンバインだとwww(でもすごく分かるー><)

    今はハイキューやSAOなど視聴中とのこと。
    彼女はGのレコンギスタ(秋の新作ガンダム)まで知ってましたw

    (Gレコは・・・私も10分だけの先行配信みて視聴決定しました)

    どういう職場なんだ。(でもほかの方は全く知らなさそう)


    (しかし就業中はそんな話はカケラも出ない。それはそうだよねー^^;)
    とにかく早く仕事追い付くように頑張ります。

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